nakumelo’s blog

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自信がほしい!

    もうお気づきかもしれませんけど私、かなりのクズなんです。

  勉強は、まぁコツコツがんばれば平均点は取れましたが、手先も人間関係も不器用で苦手がこれでもかとあります。祖父は手芸店を営んでいましだが家庭科は2を取ったことがあるほどだし、運動なんか壊滅的に出来ないです。

  就職は一応内定取れたは取れたんですがそこが「先輩とルームシェアしながらの社員寮」という条件が嫌で蹴り飛ばし、その後一ヶ月ニートやってなんとかパートという条件で今の仕事を見つけて気づけば5年も経ったわけですが。ほんとうにこのままでいいのかなーという思いは、ぼんやりと沸くようになっていました。
 
  そんな私だから、やっぱし茂しゃんは輝いて見えました。中学生の頃から夢見ていた競輪選手になるため、高校時代から強豪校でトレーニングを積み、キャプテンとして全国大会まで勝ち進み……故障で断念したあとも、新喜劇で座長さんにまで登り詰めて、あんなに人気者で、おもしろくて、そんでもって泣けちゃう演技も出来ちゃって……もうキラキラ輝きまくってて、圧倒的な存在感を放っていました。
 
そしてポンコツなアラサー女子は思うのです。私もあんな風に輝きたい‼と。

  何をしたらいいんだろう?と色々考えたら、考えがこんがらがって「新喜劇がいつでも見れるように関西で一人暮らしをしながら作家を目指す」というとてつもなく大きすぎる夢になってしまいました。
そしてこれを今月15日の夜に仕事のグチがてら親父に話してしまいました。何年かぶりにぶちギレられて説教くらいました。多くの人が里帰りで家族との団らんを過ごし、平和について感謝し考える日だったのに、我が家は荒れに荒れまくりました。
  このことはいつの間にか母親にも伝わりました。そして最終的に両親からは、
「一人暮らししたいとか自立したいて気持ちはわかるけど関西はやめろ。ここ(茨城県某市)からは遠すぎる。せめて関東圏内にしろ。金もすぐ無くなるぞ。そしてお前のメンタルはもっともっと早くすり減るぞ。」
という風なことを言われました。
 
  「お前は弱いし不器用だし考えが甘いんだよ‼」ということをかなりはっきりと言われたのでかなり落ち込み、でも生まれてから20数年間私を見てきてだてに年齢と共に経験を積んだわけじゃない両親だから当たってるっちゃ当たってるよなーとも思い、なら今の私が出来ることってなんだろうとますます思い悩むようになりました。

いざってとき実家に顔を出せるように、今の仕事をしながらの地元での一人暮らしも、検討しました。ぶっちゃけ今の私の職場って労働協会から睨まれてるブラック寄りのグレー企業らしくそんな話聞くといっそ転職も考えたくなりますが、かといってじゃあ私が出来そうな仕事って別の何かな?と思うとなかなか思い浮かばず、一応図書館司書の資格は持っているけれどそもそも応募自体が年一回あるかないかぐらい少ないものだし、やっぱしこのまま続けるのが妥当かな……と思い直しました。 よく考えたらお金がないと地元での一人暮らしはもちろん、関西へ行っても新喜劇の公演見に行くのもTV放送見るための電気代払うのも出来なくなりますもんね……仕事って大事です。

  もちろんこうして執筆の練習がてらblogを書いたり試行錯誤しながら作品を書きためて作家になるための準備らしきことはしているものの、もっとわかりやすく……そう、「成長」というか……「これがあるから、これが出来るからだいじょうぶ‼」て言えるような「なにか」が欲しくなったのです。

その「なにか」とは、「自信」でした。 これまで不器用だとか豆腐メンタルだとかを理由に、私は出きるだけ楽な方へ楽な方へと逃げて、少しでも強くなるため、自信を持つための挑戦や訓練をほとんどなにもしてこなかったのかもしれません。 「なにもしないということは悪いことをしでかすのと同じくらい同罪」というような言葉を何度か聞いたことがあります。果たして私は二十数年間、どれだけの罪を重ねたことになるのでしょう。でも、今から間に合うことだって、たくさんあるはず。

そしてさんざん悩んで、「脱・ペーパードライバーのために運転の練習でもしてみっか?」ということになりました。

  職場と駅が徒歩でも20分くらいで着いちゃう距離なのをいいことにすっかりペーパー。元々仮免の段階に3回も実技で落ちてたぐらいの問題児で、やっと免許取ったあとも親の車で練習中に駐車場に停めるのにバック失敗してフェンスぶっ壊してからトラウマで乗れなくなり、それから五年ほどペーパードライバーです。
(ちなみに駐車場の管理人は近所に住むうちの親戚だったのですが、土下座して謝罪したら大笑いしながら「みんなそうだよ!そーやって上手くなるから!うちのフェンスくらいガンガンぶつけな‼」と励ましてくれました。ありがてぇ)
 
  田舎あるあるで、電車は基本一時間に一本で、バスもあるんだかないんだかないような存在だし、やっぱし自由に行き来するには車は必要で、車の運転が出来るようになることで、ほんとに世間様からしたら些細なことですが、私にとっては出来ることがひとつ増えて、ついでに行動範囲や後々には一人暮らしだの転職だのをもっと本格的に考えたときにも「運転が出来る」というのはやっぱし選択肢が広がる大きなポイントのひとつなんだろうな、と思えました。

  さすがにこのことについては両親も応援してくれるとのことで、とりあえず近いうちに中古車(どうせぶつけちゃったりするから新車なんかもったいないんで)を見に行くことになりました。


身近な苦手から、克服してくしかない。そこから、「自信」を身に付けていくしかない。「自信」は誰かがくれるものでも、向かいのホームにも路地裏の窓にもないですからね。まずは、やってみます。