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nakumelo’s blog

関ジャニ∞のこと・新喜劇のこと・その他諸々、長い文章で語りたいときはこちらを利用しています。 Twitterアカウント→@EtoileMelimelo

まだまだ座長!!もうすぐ座長!? 「茂造の青春時代!!」リバイバル公演レポ

  GWの祇園花月を感動の渦に巻き込んだ「茂造の青春時代!」が、このたびNGKで一夜限りのリバイバル!しかも「まだまだ座長!!」と現役続行を示唆する茂しゃんと「もうすぐ座長!?」と時期座長候補へ名乗りを挙げたアキさんが、演出とパフォーマンスを練り直し、さらにパワーアップしているとのこと!

  基本的なストーリーの流れは前回祇園で行われたものと同じ(詳しくはこちら→http://nakumelo.hatenablog.com/entry/2016/05/04/222302 )。ただし今回は急遽決まった公演でもあるためか何人かキャスト変更がありました。(祇園版→リバイバル版のように表記しました)


  【第一部 新喜劇パート】

番頭:ニーナさん→まさとさん

旅館の娘 長女:平本茜子さん(外部の女優さん)→真希ちゃん

旅館の娘 次女:幸恵ちゃん→まみちゃん  (このため前田姉妹が役でも姉妹となりました)

  旅行会社社長の息子: まさとさん→玉置さん

【第二部 回想パート】

  暴走族:タックルさん→奥重さん

  看護師:幸恵ちゃん→真希ちゃん


  また、演出にも数ヶ所変更がありました。
 
  回想パートの冒頭のオーディションシーンで、フミエ(たまよさん)とマサコ(人妻ニャンコさん)がピンクレディーの「UFO」を歌うシーンは、今回ニャンコさんが出演されなかったのでフミエがソロで松田聖子さんの「青い珊瑚礁」を熱唱

  前回のレポでは抜けていますが、祇園版で実は伊賀さん演じるニューハーフのアンナは肉体も完全に女性にしたいのでモロッコで性転換手術を受けることにします。しかしなんとラスト間際で失敗して亡くなってしまうオチでした(実際、性転換手術は命に関わるほどの大手術)。
  これはどうやら前回終了後のアンケートで「さすがに死ネタはやめてくれ!」とクレームが殺到したのか、今回のリバイバル版ではラスト手前で「手術に行こうと思ったけど、恋人のゲンタ(要冷蔵さん)が“ありのままの君でいい”と言ってくれたからやめた」ということで手術を回避。命を落とさずに済みました。よかったねアンナ!!

   今回は追加キャストでアキさんの推薦するブレイクダンスユニット「MORTAL COMBAT」さんも参加。回想パートでアキさんが演じるシュウジと共に漁へ出る漁師役で、「大漁だったときに船の上で踊るダンス」をシュウジと披露し、最後のオーディション優勝シーンは直美や山茶花荘の女の子たち、そしてこのMORTAL COMBATとシュウジがユニットを組んで歌とダンスの融合のパフォーマンスで優勝、ということになっていました。

森田さん演じるサカガミも、前回にも増して「どんなにボロボロでカッコ悪くても愛するエツコの為に駆けつける」というラブスーパーマンを彷彿とさせるような真っ直ぐな愛を貫き通しているように見えました。森田さんここのところ人気がぐぐっと上がっていて、登場したときに茂しゃんアキさんに負けないくらいの歓声があがっていました。


  何より大きいな、と感じたのは、絶望の最中にいる茂造にシュウジが「山茶花荘」の名前の意味を教え、前を向いてほしいと伝える場面。
  祇園版は冷静に静かに諭す、という流れだったのが、最初の一声からすでに涙声で、ボロボロと涙を本当に流しながら、絞り出すような声で顔を真っ赤にしながら説得していました。   そして茂しゃんはもちろん、フミエ役のたまよさんやサカガミ役の森田さんも同じように涙を流しながらそれを聞くという本気ぶり。
  今回は前回の祇園版を見ておらず初めてこの作品を見た、という方も多かったようで、ちょいちょいシリアスシーンのなかでも笑い声があったのですが、このあたりのシーンになると「エッ茂造ってこんな重たい過去あったの……」「アキさんが、茂造が、泣いてる……」といういつもの新喜劇との違いに動揺している方も多かったです。それだけ物語に引き込んで胸を締め付けるような圧倒的な表現力でした。

 
  カーテンコールでは現役座長継続の茂しゃんと時期座長就任希望のアキさん二人で今後の新喜劇を引っ張っていきたいということ、来年芸歴30周年の茂しゃんと25周年のアキさんでやはり何か面白いことがやれないか企画する予定ということ、そしてGWの祇園茂造特別公演はもちろん来年も開催予定であるということも力強く宣言されました。

  辻本茂雄荒木良明。生まれ育った環境も、お笑いを目指した経緯も異なり、それぞれの道で悩み迷いながら前へ進んで来た二人が、こうして新喜劇というフィールドで出会い、大きな大きな化学反応で新喜劇の新しい可能性を産み出せた奇跡。それを目撃できた気がする今回のリバイバル公演でした。