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nakumelo’s blog

関ジャニ∞のこと・新喜劇のこと・その他諸々、長い文章で語りたいときはこちらを利用しています。 Twitterアカウント→@EtoileMelimelo

きっかけ


  「茨城在住で元々はジャニヲタの新喜劇ファン」と自己紹介するとかなり驚かれます。一体何があったんだと。そういえばそもそもの「きっかけ」をしっかり書いたことがなかったな、と思い、今回はそのお話です。

  新喜劇ファンになった2014年、今思うととても運命的な出来事がありました。2012年にスマホデビューと共に始めたTwitterで、ジャニヲタ繋がりで仲良くなったフォロワーさんが何人か出来て、この頃になると「実際に会ってお話がしてみたい」と思うようになり、2月下旬に、私は大阪へ行くことになったのです。そこで、大阪在住の女の子2人と会うことに。

  しかし当日、ちょっとしたハプニングが。
  二人のうち一人(仮にAちゃんとします)が体調不良で欠席せざるを得なくなり、さらにもう一人は午前中予定があり、午後にならないと会えないとのこと。この時朝10時だったため、私はろくに知らない大阪の街でひとりでしばらく時間を潰さなくてはならないことに。

  落ち込みながらも、実は行ってみたいと密かに思っていた場所があり、そこへ思いきって行ってみることに。それが、なんばグランド花月でした。行ってみたかった理由なんて特にこれといってなく、なんとなく「大阪といえばお笑いで、吉本の有名な劇場だし、行っておこうかな。生きている間に一回ぐらい新喜劇見れたらいいな」ぐらいの気持ちでした。

  そこに、運命を変える人物がいたのです。正確に言えば、その人物の「影武者」のようなものに。

  NGKでは芸人さんを模した着ぐるみが何体かいて、交替でお客さんを呼び込みます。そのときにいた着ぐるみは2体。1体はさすがの私でも知っていた大御所・西川きよし師匠の着ぐるみ。そしてもう1体が……

 

「誰だよ、このジジィ」


 
それが茂造を生まれて初めて見た私の当時の正直な感想でした。
青いジャージにちゃんちゃんこ、サイドがやけにモコモコで中央は禿げている……見るからに「こいつなんかやらかすんだろうな」みたいなじいさんの着ぐるみがいました。

  せっかく来たんだし写真でも、と口上師さんに撮影をお願いすると、当然のようにきよし師匠着ぐるみと「やらかしそうなジジィ」の着ぐるみが両サイドに入ってきました。この写真を見るたびに、このときから私は運命が変わっていったんだな、と思い返すのです。


  NGKの館内に入って驚いたのは、この「やらかしそうなジジィ」がやたらフィーチャーされていたこと。あちこちにパネルやらイラストやらグッズやらが並んでいたのです。当時「新喜劇といえば小籔さん」くらいにしか知らなかった私には衝撃的な光景でした。

  その後、合流した友人や心配してLINEをくれたAちゃんに「このジジィは何者なんだい?」と聞き、そのキャラクターが「茂造」という新喜劇でも1・2を争う人気であるということ、そして演じているのが「辻本茂雄」さんという、小籔さんと同じ新喜劇座長のポジションにいる方なのだと知りました(このときまで新喜劇の座長は小籔さんひとりだと本気で思い込んでいました)。関東人の私と関西文化である新喜劇の、もしかしたら人生で一度も交わらないこともありえる点と点が、一センチくらい近づいた日でもありました。

  それから一ヶ月ほど経ったある日、さらにこの点と点が急接近する出来事が起こります。Aちゃんから「関東でしかやらないジャニーズの番組が見たいからダビングをして送ってほしい」とお願いされました。了承すると、Aちゃんからこんな返事が。

 
  「お礼に、関西でやってる番組をダビングして送るよ。なにがいいかな?」


  そのとき私の頭に浮かんでいたのは、大阪で見かけたあの「なにかやらかしそうな、やたらフィーチャーされてるジジィ」のこと。あれだけ人気なら、さぞ、おもしろいんだろうか? それなら、見てみようかな。私はこう返信しました。

 
「新喜劇が見たい!あの茂造ってやつが出てるのがいいな」


  そして送られてきた「茂造の思い出旅館アイラブベイビー」が、一気に点と点の距離を縮めていきました。そのへんのくだりは以前も書いたので参照していただければ→http://nakumelo.hatenablog.com/entry/2015/04/24/002503

  一気に茂造、そして辻本茂雄のファンになった私は、その年の11月には生観劇デビューを果たし(http://nakumelo.hatenablog.com/entry/2015/06/11/143641)、翌年4月にはついにご本人と直接対面という(http://nakumelo.hatenablog.com/entry/2015/05/07/185234)ところにまで辿り着きました。そのへんのエピソードはリンク先をご覧ください。このあたりの行動力はやはしジャニヲタ時代で鍛えられたんだと思います。

  こうしてわずか一年足らずで私にとっての「なにかやらかしそうなジジィ」は「大好きな“茂しゃん”」になりました。

「きっかけは理屈ではなく胸の衝動から」という歌詞の歌がありますが、まさにその通りでした。あの日の「なんとなく」を信じて良かった!