nakumelo’s blog

関ジャニ∞のこと・新喜劇のこと・その他諸々、長い文章で語りたいときはこちらを利用しています。 Twitterアカウント→@EtoileMelimelo

7・8・9月観劇レポ


お久しぶりです!今回は夏から秋にかけての観劇レポをダイジェストでお送りいたします。

【7月→FILL-IN~娘のバンドに親が出る~】

   新喜劇が誇るスーパー座長の内場さんが外部舞台の主演に!しかも東京でやる!!そんでもってドラムまで演奏しちゃう!!  そんな気になることだらけのこの舞台に普段はチーム辻本推しの私も行ってみることに!というのもゴールデンウィークに行われた東京グランド花月に内場さん推しの友人に誘われ、古きよき伝統を重んじる正統派のチーム内場公演にすっかり魅了されていたのでした(笑)
 
  勘当した娘が突然の事故死、しかし涙も悲しみも湧かない仕事人間の幸吉が、ひょんなことから娘のルーツを探る旅に。そこで娘が仲間とバンドを組み、ドラマーとして活動していたことを知る。さらにさらに、そのバンド仲間の一人から焚き付けられ、自分が娘の代わりにドラマーとしてバンドへ加入することに!!

   仕事以外は無気力&無関心なダメダメ親父なのに、どこか憎めないのはやはり内場さんが持つ「程よく力の抜けたオーラ」がそうさせるのか、気づけば幸吉の不器用ながらも懸命にドラムを学ぶ姿に目が離せなくなっていきます。
  仕事一筋の幸吉にとって、「人生の『主食』である仕事以外のすべての物事は無用で無意味なもの」とまで極端な考えだったのですが、このバンド加入をきっかけに「音楽は人生における、楽しみや出会いを増やしてくれるような『おかず』のようなもの」ということを学んでいきます。
  この「おかず」という表現が大変面白いもので、実はドラムの演奏方法のひとつの通称でもあるのです。さらにこの「おかず」という演奏方法の別名がなんと「フィルイン」!!さらにさらに「FILL-IN」は訳すると元々は「埋め合わせる」という意味!!つまり「FILL-IN」とは「ドラムを通して娘との空白時間とバンドのドラムパートを埋め合わせて、さらには人生のおかず的要素を学ぶ」という意味がこのタイトルに込められているのですから原作者の後藤大王の発想力には脱帽です。

  バンド演奏をする大舞台で力強く、そして流れるようなリズムでドラムを叩き、そのドラムセットを通して仲間と見る景色に、「こんな楽しい世界を知った自分の娘は幸せな人生だったんだ!!」と同じ景色を見られたことで心からの幸福を感じる幸吉。それに合わせるように一体になる会場。
  しかし、演奏が終わったあとに待っていたのは「同じ景色は見られても、もう娘と自分がこの同じ瞬間を生きることは出来ない。なぜなら娘は死んだから」というとっくに訪れていたはずなのに忘れていた残酷な現実。幸吉は妻に抱き抱えられ、バンドメンバーに見守られながら、今は亡き娘の名前を呼び続け、子供のように泣きじゃくったのでした。
  
  程よい力加減で、しかし目線や表情にまでひとつひとつ丁寧に神経を行き届かせて表現する演技はさすがスーパー座長。3ヶ月ほどでドラム演奏を習得する集中力の高さも、本番前日リハが当たり前の新喜劇で鍛えたものかと思われます。

  そんな内場さん、この記事を書いている10月現在、朝ドラ「わろてんか」の出演が決まっています。今年は新喜劇の舞台を飛び出し、映画やドラマや外部舞台など演技のお仕事が増えた内場さん。活躍の幅が増えるのは嬉しいことです。とはいえ、落ち着いたらまた新喜劇の本公演にも戻ってきてね!まだまだ新喜劇には内場さんの存在が必要なのです!!


  【8月→きょうと新喜劇】

  森にぃが定期的に開催しているこの公演、ずっと気になっていたのですが第六回目にしてついに初参戦!!
 
  これまでは「元祇園の芸妓・のぶ代」や「京都の坊主・ノブリン」などオリジナルキャラで物語が進行しましたが、今回はチーム辻本の本公演で今やすっかりお馴染みの「緑スーツのヤクザ・森田」で登場!!このヤクザ森田が兄貴分の黄色スーツのイケメンヤクザ・アキさんと共に借金取りと麻薬密売現場の取り押さえに奮闘する物語になっておりました。
  ゲストには京都出身の大御所・くるよ師匠も登場!!パステルカラーでモコモコしたわたあめみたいなお衣装で登場し、なんとこれは今回初めてお披露目した新作!これには森にぃも大感激!!
  お話も、京都にちなんだ地名やお寺がキーワードとして出てきたり、冒頭さらっと触れた部分が実は……な伏線になっていたりと、丁寧に練り込んで作り上げたものとなっていました。あの緑のカッパヤクザさんなかなかやりますぞ、といつも彼をいじくり倒すあの青ジャージのおじいさんにも見せたかったほどです(笑)
  やっぱり森にぃは頭の回転はかなり早いし発想も豊かなんだなぁと実感。

  個人的に驚いたのは刑事役のレイちゃんがうっかり重要な小道具であるケータイを忘れたとき、たまたまテーブルに前から置いてあった別のケータイ(その前に出た演者が持ち帰り忘れたもの)をうまーいこと使ってそのシーンを切り抜けたこと。カーテンコールでネタばらしされるまで、わりと前のほうの席なのに気づかないほど自然にこなしていました!!こういうのは場数を踏んでないと出来ないアドリブですものね。さすがです。
  あと同じく刑事役のゆり蚊ちゃん、チェンバル語ネタで思い出しました。よく「爆笑レッドカーペット」とか出ていましたね!  (゚皿゚)ガッグワッガッギャッ!!←(チェンバル語でおもしろかったよ!のつもり 笑)

 
  【9月→エンタメ新喜劇】

   NGT改装前の最後の日、エンタメ新喜劇に行って参りました。
  相変わらず大人気なこの公演は3DAYSなうえDVD化も決定!
  お話の内容としては、アキさんが映像に残して初めての人にも心に残るようにという願いからか、ほぼ第二弾のリバイバルのような内容でした。確かにメッセージ性がものすごく強い作品なんですよね、これ(ストーリーなど詳しくはこちら→http://nakumelo.hatenablog.com/entry/2016/02/25/110635) 。相変わらず動きはダイナミックかつパワフルで、でも見せるところや伝えたいことはしっかり演技で見せてあたたかい気持ちにもさせてくれました。

  終演間際には桑原レジェンドがどんどんと進化を続けるアキさんを讃え、そんなアキさんを見出だし名コンビとして新喜劇の舞台を盛り上げている茂しゃんへ向けての賞賛のお言葉をいただきました。
  
  最近の新喜劇はなんだかめまぐるしく環境が激変し、正直ついていけないかもと思った瞬間も多々ありました。
  そんななかでも茂しゃんやアキさんはマイペースで変わらずに現場主義で、特に茂しゃんが芸能生活30周年の今年は各地の色んな会場で公演をしてくれました。関東にもコントSPを含めたら今までよりずっとずっと来てくれるようになりました。
  そういう地道で基本を忘れない活動を認めてくださる方がいて、しかも舞台でしっかりとファンに向けて言葉にしてくださったことは、とても救いになりましたし、こちらまで誇らしくなりました。
 
 
  恒例の閉幕後の写真撮影会は、DVD予約の特典として行われました。もちろんDVD欲しかったので予約して参加!!
アキさんと写真撮影後、握手をしたとき思いきってずっと言いたかったことをお伝えしたのですが、あのザワザワしたなかで私のたどたどしい声と言葉を、わざわざ体ごと傾けて耳を近づけて聞いてくださったこと、そしてそれに対して笑顔で「ありがとう」と答えてくださったこと、本当に嬉しかったです。

  「アキさん、絶対、座長になってください!!」とこのときお願いしたことが実現するその日を、私は、どんなに時間がかかっても待っています。