nakumelo’s blog

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エンタメ新喜劇2018レポ①

  毎回大人気のエンタメ新喜劇。何度か欠席したこともありこれが通算何回目か忘れそうになりますが、当のアキさんもわかっていないと聞きちょっと安心(笑)

  前説は太一郎さんとまさとさん。太一郎さんとは8月後半頃からほぼ毎日SHOWROOMで画面越しにお話はしていたものの、生で見るのは7月の「夏の魔球」以来だったのでなんだか新鮮でした。
 
  幕が開くとそこは縁結びの神社が名所の、山に囲まれた小さな村。そこにある浅香さんちのお宅の前には、なにやら細いピアノ線が張り巡らされています。

そこを通っていくのはお馴染み黄色スーツでちょび髭のヤクザアキさん……のマネキン(笑)。横に寝そべる形でピアノ線を通っていきます。関西圏の方ならピンと来たかもしれませんが、これ、アキさんが担当してる「たこ焼きじゃんぼ総本店」のCMオマージュですね
https://youtu.be/u23aBfPyRfQ

  その後、本物の黄色スーツアキさんとダンス集団D-TREKによる、マイケルジャクソンを彷彿とさせるカッコいいダンスを披露。おそらく20代前後と思われるダンサーと遅れをとるなく激しくキレのあるステップを踏む40代のアキさん、さすがです。

  すると苦い顔をして出てくる浅香さんちのあき恵ママ。実は彼らは借金の取り立て集団で、しかし暴力は嫌いなので、こうして大音量のサウンドと激しいステップで嫌がらせをして借金を返してもらおうというかなり斬新かつアクティブな取り立てを行っていたのでした。うるさいから止めてくれと訴えるあき恵ママ。しかしヤクザアキたちはそれなら早く金返せと迫ります。なんとか分割払いでも必ず返すからと帰ってもらうことに。

  ちなみにこのダンシング借金取り集団、ちょっと抜けているところがあるようで、アキ兄貴の「サビの部分で“ゴールド”(GOLD)の吹雪を撒いて」というリクエストを、何をどう聞き間違えたのか「塩(SOLT)」を撒き散らすという失態を犯していました。

 
さてこの村、このあき恵ママをはじめ、たこ焼き屋の屋台を開業したユタカに、老人ホームで暮らす仲良し4人組のいちじぃ(一の介師匠)・まつじぃ(松浦真也さん)・いそじぃ(ISSOPさん)・ケンじぃ(水玉れっぷう隊ケンさん)、彼らの暮らすホームの職員のマキ、そして同じくホームの職員でパワフルなアキコ(アキさん二役)などが、それぞれ悩みを抱えつつ、この小さな村を愛しながら生活していました。
  若くして就任した信濃村長はYouTubeで「しなちゃんダンス」なるものを広めて若者たちを中心に人気を集めていました。そしてこのYouTuber村長は、村の更なる発展のため、あることを計画しているようで……

  そんなことはつゆ知らず、ユタカとアキコ、マキ、そしてアキコの担当するおじいちゃん4人組は広場で楽しく過ごしていました。おじいちゃんたちは音楽や体を動かすことが大好きで、特にケンじぃは最近のお気に入りは「吉本坂46」というアイドルグループだそうで。このグループの「泣かせてくれよ」という曲がすごくいい歌なんだということと、その曲のCDはぜひメンバー個別ジャケットの「ケン盤」を買ってほしいな!というのを声高らかにアピール(笑)

  そこへため息をついてやって来るあき恵ママ。どうしたの?とみんなが尋ねると、このあき恵ママには借金の他に、息子のアキノリの不登校と引きこもりという悩みもありました。担任の、かなり熱血漢で暑苦しい佐藤先生が訪問に来ますが、アキノリにはいまいち響いておらず……
  このアキノリ、都合が悪くなるとヘッドホンで耳を塞いで妄想の世界へ入ってしまう悪い癖がありました。妄想の世界ではアキノリには景子ちゃんというかわいいバレリーナの恋人がいるという設定。皆が呆れる中、ケンじぃはアキノリに語りかけます。

 

「学校が嫌なら行かんでもいい。そこだけがすべてじゃない。でもな、引きこもっているのはもったいないぞ。勇気をもって一歩を踏み出してみるのが大切なんだ」

 
やがてアキノリの不登校の理由がヤンキー系クラスメイトのカバとマサトに恐喝されていたことだということが、その現場を目撃したユタカによって判明。その場は佐藤先生が間に入って指導してくれたものの、根本的な解決にはならず……そんなアキノリに繰り返し「合言葉は『勇気』だぞ」と語りかけ、そっと見守っていくケンじぃ。


  さらにそんな中、この村ごと揺るがす大事件が……!?