nakumelo’s blog

考えたことややってみたことをとにかく書いてみるブログ Twitterアカウント→@EtoileMelimelo

きょうと新喜劇9 レポ③

  絶対に負けられない闘い……ならぬ接待がついに開始。

 
  まずはお酒を社長と秘書高井に注いで、乾杯。すると早速やらかす展奴。なんとそのままお猪口ラッパ飲み。ざわつきますが里見社長は「いい呑みっぷりだ!!」とご機嫌。セーフ!

 
  舞妓さんといえばお座敷遊びでしょ!ということで里見社長と由美奴で「こんぴらふねふね」という民謡に合わせてお茶碗を取り合うゲームを行おうということになりましたが、里見社長がこのゲームのリズムをあまり覚えておらず、展奴の提案でカラオケを行うことに。幸いカフェには宴会用のカラオケセットもあったのですぐ始められました。

(ちなみに「こんぴらふねふね」はこんな感じのゲーム→https://youtu.be/oXGwkHSuRHM
)


  まずは展奴が手始めに、「せっかく祇園に来ていただいたのだから和を感じる雅な歌」を披露することに。



展奴
「ほんならみなさん、ちょっと足踏みしていただいてよろしおすか?とーんとんって」


「足踏み?(゚ヽ゚) (左右の足を交互に踏み鳴らして)こう?」

展奴
「そうそうそう、そのまま足踏みしておいておくれやす~」


「???(゚ヽ゚)」



  皆が言われるがままに足踏みをすると、そのうち展奴が「パン♪」とタイミングよく手拍子を。観客もその聞き覚えのあるリズムを感じとると、やがて展奴と共に手拍子を。そしてカラオケリモコンを操作して鳴り響くのは……


「Buddy, you're a boy, make a big noise
Playing in the street, gonna be a big man someday

You got mud on your face, you big disgrace
Kicking your can all over the place, singin'

We will, we will rock you!!Hey!!
We will, we will rock you!!」

 
  大ヒット中の映画「ボヘミアン・ラプソディ」よろしく、Queenの代表曲「We Will Rock You」を拳を突き上げ、カナダ留学経験による流暢な本場の英語の発音で力強く歌い上げる展奴!!盛り上がる客席!!でも雅どころかロックだしなんなら和じゃなくておもきしアメリカン!!

  それでもやっぱり里見社長は大喜び。すっかり展奴がお気に入りになったようです。


  そんなとき、またあのナルシスト桜井とチェンバルいがわの警察官コンビが登場。例の「はぐれた刑事」をここらへんで見かけたという情報があったそうなのです。

  そのとき会場に鳴り響くのは名作「はぐれ刑事純情派」のイントロ。そして花道近くのセリから上がってきたのは……ザ・ぼんちのもう一人のメンバー、おさむちゃん師匠!!
あぁそういやこの人「はぐれ」出てたよなとこのとき思い出しました。私はどちらかといえば関ジャニ∞村上さんお目当てで「ファイナル」シーズンをよく見ていましたが。

「あらまぁどちらさんどす?」と展奴が尋ねると「ダーーーッ!!!アーーーッ、ドゥァーーーーー!!!」となんとも言えない絶叫をかまして「おさーーむちゃーーん、でーーーっすッッ!!」と自己紹介をするはぐれ刑事おさむ。漫才でもセレモニーの如く毎回行われますが、頭の血管が切れやしないだろうかと心配になります。

  こんなおさむ刑事ですが一応本庁からやって来た、とある事件捜査のための協力な助っ人で、ナルシスト桜井刑事曰く「今はまだ捜査中で詳しいことは離せないけれど、怪しい人物がいたらすぐ我々に報告してほしい」とのことでした。特に里見社長はその立場ゆえに狙われることも多そうなので、警戒はしておかないといけません。

 

  「またはぐれないように」おさむちゃん刑事が二人の警官にそのまま連れていかれると、今度は由美奴が歌を披露。「川の流れのように」を艶っぽく伸びやかに歌うその美声に会場全体が酔いしれます。ほんとならディナーショーで2万とか取ってもいいレベルです。

  さらに里見社長も歌を披露することに。台詞から始まるその歌にはどうも里見社長以外の声も聞こえてきて「え、誰?(゚ヽ゚)」と展奴が首を傾げていると、なんとセリからまたはぐれ刑事おさむちゃんが登場。ザ・ぼんちが揃ったところで大ヒットした二人の持ち歌「恋のぼんちシート」を歌い上げます。https://youtu.be/rYOYHKnKHeY

 
  大盛り上がりの宴会に、里見社長は大満足!!こんな素敵な時間を作ってくれた安尾クリーニングさんにぜひうちのクリーニング品をお願いしたい!!と契約を結ぶ宣言をしてくれます。大喜びの安尾夫妻。でもまたこういうところでアレが……


「はぁ~よかったどすなぁ~これでうちも……キャバクラ行けますわぁ~」


なんと安心感から油断したのか「余計な本音を話してしまう」という悪癖がここでも出てしまう展奴、もといノブヨシ。みんながいる前で思わず蒸れるカツラを取ってしまったのです!!一気に凍りつく面々。そして里見社長は……



「カツラって……展奴……お前……芸妓だったのかい!?」

「エッ,そっち!?(゚皿゚)」


奇跡的に展奴=ノブヨシ=男ということはバレず、「結われた髪が地毛ではなくカツラだったから芸妓さん」ということでなんとかセーフ!!


なんとこの後、里見社長は展奴をすっかりご贔屓の芸妓として毎回お座敷に呼び寄せ、その評判がやがて祇園界隈に轟き、気づけば展奴は異色の芸妓として売れっ子になってしまうのでした。


その間にも、幸恵からの連絡はないまま。そしてカフェもますますほったらかしに……一体どうなっていくのでしょうか?

(続く)