nakumelo’s blog

考えたことややってみたことをとにかく書いてみるブログ Twitterアカウント→@EtoileMelimelo

コロナ禍の生活を見つめ直してみた話

お久しぶりです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

2020年、まさかここまで厄介な疫病に振り回されることになるとは……


少しずつですが落ち着いてきたので、私の現状をお伝えしていこうかなと思います。


私が住んでいるのは茨城県。一応つい最近まで特定警戒地域のうちのひとつでした。
とはいえそこまでみんながみんなビクビク怯えながら暮らしていたかというと、正直そんな様子はあまり感じられませんでした。

私は相変わらずクリーニング店に勤務しておりますが、5月は衣替えシーズンで本来なら一年で最も忙しい月になります。今年もやはり冬物のコートやセーター、毛布をどっさり持ってくる方がわりと大勢来店されています。

私は清らかな性格の店員では決してないので「これは不要不急の洗濯物やろがい!おとなしく家におらんかい!
(゚皿゚)」と思ったことも多々あります。
とはいえ売り上げは勤続10年の中で恐らく過去最大ではないかというぐらいおもいっきり前年度割れしております。知らないうちに影響はしっかり受けていたようです。

4月中頃から今月20日までは時短勤務にもなりました。これまでより遅く出勤&早く帰れることで、繁忙期のこの時期にのんびりする時間が増えてありがたかったです。
また、洗いと仕上げを担当する工場も、ソーシャルディスタンスを保つ故に、時短勤務かつ人手を減らしたりしているため、仕上がりが遅れることも多々ありましたが、案外トラブルも少なく「あぁはい、わかりました」であっさり了解いただけています。もしかしたら今までが「早く仕上げて長い時間お店を開けていなくちゃ」と無理をしてたのかなぁと見つめ直すようになったり。

21日からはまた通常営業に戻りそうですが、お店のスタッフで話し合い、今回のことをきっかけに営業時間を見直してほしいというのはマネージャーへ伝えてみました。マネージャーも前向きに検討しており、早めの実現を期待します。忘れられそうになったら何度でも提示します。声かけマジ大事。


プライベートの面では、私自身はおうち大好き人間で、しかもこの時期は上記の通り繁忙期で疲れやすくなっているので、休日家で引きこもるのはまったく苦ではないのです。

しかし昨年12月の時点で決まっていた2020年の観劇予定はすべて白紙になりました。仕方ないとはいえこれはほんとにキツかった。

眩耀の東京公演も、毎年恒例の祇園の茂造も、ムラのピガールも、星組全ツも……全部なくなった。

そして本当なら私は6月にあの帝国劇場であの名作「ミス・サイゴン」も観られるはずだったのに!!ついに私も帝国劇場(観劇)デビューだ!とウキウキしてたのに!!これまた全公演中止になってしまいました……エレン役の仙名さんとジョン役の上原さんの歌声を聞きたかったな……

宝塚は予定していた年間スケジュールをすべて白紙にして、退団者の卒業日も見直すと発表しているので、安全になった世の中で盛大にたまさくを送り出してあげたいなとは思っているのですが……果たしてその日を迎えるまでにどれほど時間が掛かるのだろうか……

現在宝塚歌劇団では公式InstagramYouTubeで毎日2名ずつ、指名制のリレー方式でメッセージを描いた色紙と共にコメントを寄せてくださっています。愛さんやれいこさんの番が回ってきたとき、ものすごく嬉しくて、でもなんだかすごく泣きそうになって、「元気そうでよかった」とか「やっぱりすごくかわいくてきれい」とか「なんで私はこの人に会えないの?」とか色んな想いがぐるぐる駆け巡りました。


会いたかった。この笑顔に、この声に。会えるはずだったのに……


少しずつ日常を取り戻していこうという動きのある今日この頃ですが、まだまた油断は出来ません。第二波がやってくる恐れは充分あります。

日常が取り戻せて、それが継続できて、それからやっと舞台の幕は開けられるんだろうな、それは恐らく今年いっぱいかかってもおかしくないなと覚悟はしています。


楽しみを奪われ、命の危険もある、状況はどう変わるかまだまだわからない。
そんな先の見えない日々に心が折れそうになる日もありますが、それでも私は諦めたくない。

また劇場に行ける日を、舞台からあの笑顔を見られる日を、夢見て信じて、毎日を懸命に生きていこうと思います。