nakumelo’s blog

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エンタメ新喜劇第二弾レポ 前編

  昨年11月に開催し、大好評だった、水玉れっぷう隊・アキさんの「JOY!JOY!エンタメ新喜劇」第二弾の2日目公演に行って参りました。
(前回のレポはこちら→http://nakumelo.hatenablog.com/entry/2015/11/18/225034)
  この第二回目の公演は当初は2月21日のみの開催予定でしたが、あまりにも早くチケットが完売してしまったため、翌日22日にも追加公演が決まったのです。21日はどうしても外せない仕事があるため渋々諦めた私には朗報でした。

  入り口にはファンの方が贈られたアキさんカラーの黄色のお花のスタンドがあり、大変華やかでした。先日行われた伊賀さん主催の「新幹線新喜劇」でも白と青の新幹線カラーのお花がありましたが、そういうイメージカラーがあると洋服とかお花とか選ぶのも楽しいですよね♪

   森田さん太田さんの「のぶよし・よしのぶ」というよく似た名前の金の卵一期生コンビが注意事項と公演中に行う、太田さん曰く「長年の夢」だったという客席参加のウェーブの練習(本番ではばっちり成功しました!)をしたあと、壮大な音楽とともに幕がゆっくり開いて公演スタート!

幕が開くとまぶしいスポットライトに照らされて映っていたのは、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる白いハットとスーツに身を包んだ細身の男性のシルエットが……アキさんです!同じようにマイケルスタイルのダンサーさんをバックに従え、長い手足を活かした華麗でキレのあるダンスを披露したあと、舞台が暗転し、お馴染みの「ホンワカパッパ♪」の新喜劇のテーマが流れて、お話はスタートします。


   舞台となるのは、かなり背中の曲がったヨボヨボのおじいちゃん「いそじぃ」が用務員として管理している「花月公園」。ここにはゆたかさんが経営するたこ焼屋の屋台と、一の介マスターが娘の恵美ちゃんと営んでいる喫茶店が併設されており、地元の養護施設「あおば学園」の子供たちもよく遊びに来ます。
  あおば学園にはトシとナナカという
両親を早くに亡くした歳の離れた兄妹がおり、「将来は歌手になりたい」という夢を持つナナカをトシは応援しています。そんなふたりを、周りの大人や施設の仲間たちもあたたかい目で見守っているのでした。

 
ゆたかさんのたこ焼屋へ新しくスタッフとして働くことになったのが、アキさん演じるアキコさんなのですが、このアキコさんがなかなかのパワフルおばさんで、「タコを調達してきて」と言われると、なんと海に入ってタコを捕まえてくるほど。このときアキコさんが手に持っているタコ、
生 き て ま し た  (゚Ο゚)!!!
  そしてそんな活きのいいナマダコを持ってゆたかさんやお客さんの太田さん・もじゃさん・いちじまさんを追いかけ回すアキコさん。ここで結構な時間と体力を使ったため、ゆたかさんの代名詞である「ドリル」が短縮バージョンになりました(笑)

  自由奔放なアキコさんが仕事そっちのけで「あおば学園のお手伝いをしてくるわ!」と出掛けてしまうと
、心配そうに辺りを見回す一の介マスターが出てきました。喫茶店のほうでも新しくスタッフが来ることになっていたのですが、出勤時間を過ぎているのにまだ来ないとのこと。「初日から遅刻する」といえば……そう、あの方です!!
 
「わーーー!!すいませぇぇぇん!!おくれましたぁぁぁーー!!」と絶叫しながら走ってきたのは新喜劇の絶対的スター茂造!!新幹線新喜劇に続き、ここにも来てくれました!!  相変わらず歓声がすごい!!そして持ってるカバンが上手い具合にゆたかさんの顔面にフルスイング!!お馴染みの「なんちゅうジジィや!!!」「茂造。」という流れも見れました。ちなみに今回茂造が遅刻したのは「とあるハーフタレントと育休議員の密会を目撃する夢を見たから」だそうです。タイムリーだな。


  さて、ここから花月公園には珍客がやたらとやってくるようになります。

個性的なニューヘアーがお似合いの森田さんとミラーボールのようにギラギラな服と体型の藍ちゃんコンビの不動産業者がやってきて、喫茶店の土地を売るよう迫ってきます。「何度来たって売る気はないよ!」と一の介マスターは一喝し、茂造は森田さんのニューヘアーを「失敗したな」「てっぺんハゲ目立つな(「お前ら二人にだけは言われたくねぇ!」by森田さん)」とイジッたりして追い返そうとしますが、二人は一歩も退きません。

兄貴分も来ているというので呼ぶと、そこには新喜劇でお馴染みの黄色スーツにオールバックにちょび髭のヤクザアキさん!!「さっき俺とそっくりのオバハンとすれ違った」と言っていましたがたぶんそれアキコさんでしょうね。
  お馴染みのこのヤクザ、やっぱり茂造には甘くて、マイケル・ジャクソンの着メロをノリノリで踊ってる途中で止められて怒っても「すいませぇぇぇん!!」て謝れば「いーよぉー!」とあっさり許してくれます。優しいなぁ(´ヽ`*)
 
さらにはそこにもうひとつ、やたら大きな頭が特徴的な女社長が営む末成不動産がやってきて、やはり喫茶店の土地を売るよう迫ります。こちら側にいる用心棒は平山さんタックルさんのチャンバラJAPANコンビなのですが、まぁー相変わらずアドリブに弱いこと。茂造が食って掛かるとたちまちテンパってしまいます。

話術で敵わないなら武力行使に出てしまえ!ということでたこ焼屋の看板をぶっ壊し、その支柱をそれぞれ刀替りに振り回します。そこでアキさんは「助けてやるから土地をくれよな!」という条件で応戦することに。茂造が渡した箒から刀が登場し、見応えある殺陣が始まります。その途中、前回と同じように藍ちゃんのお腹だけはどう頑張っても斬れなかったり、タックルさんのズボンが斬られてパンツ丸見えになったり、末成社長のあの頭が斬られると上手い具合に一の介マスターの頭にすっぽりはまったりと、笑いの部分もしっかりありました。最後はアキさんがばっちり決めポーズ!かっこよかったです。


  そんな騒がしい連中をどうにか追い払ったまた別の日、ゆたかさんがせっせと仕事をしていると現れたのは、これまたオールバックで頬紅をつけていて、やたらピッチピチしたピンクの花柄Tシャツとヒョウ柄スパッツに足元は足袋というどっからどう見てもおかしなファッションに身を包んだオカマ風のアキさんがやってきます。その奇妙な人物、なんでも最近引っ越してきたのですが、ありとあらゆる家電のリモコンが丸ごと入った箱が見当たらないので全体的にリモコンを貸してほしいとのこと。そもそも屋台にリモコンなんかないから無理ですよ、と追い返します。
 
  奇妙なオカマが帰ったあとけたたましくベルが鳴ったと思ったら、次に現れたのは、警察官の服に身を包んで自転車に乗った石田靖さん!!! かつて茂しゃんとともにNGK4座長として新喜劇を支えていたすごいお方です。関東出身の私も「なんでも鑑定団」の出張鑑定のコーナーの司会をしているのでお顔と名前は存じ上げていましたが、生で見るのは初めてでした。
  4座長時代は「新喜劇の破壊王」という名前で呼ばれていたというのを聞いてはいたのですが、なるほどその通りでした。自転車をあのステージいっぱいに全速力でこいでゆたかさんを追いかけ回し、長椅子をひっくり返し、乗り飽きた自転車はスタンドを立てずに放置し、ピストルを発砲しながら乳首ドリルなど、問題しか起こしてないお巡りさんです。茂しゃんの舞台もハチャメチャですが、あちらはどちらかといえば事前から計算し尽くされしっかり稽古を重ねたもので、こちらは思いつつくまま自由気ままにやっている、いわゆる「何がこの先起こるかわからない怖さ」がある笑いでした。
 
  そんなバイオレンス破壊王な石田巡査は、ゆたかさんがトイレに行っている間に店番を任されることに。そこにまたあのリモコン貸してのオカマアキさんが来てしまったもんだからさあ大変。あんだけキャラが濃いオカマアキさんですらこの破壊王にかかればオモチャになってしまいます。特にヒョウ柄スパッツがとてもよく伸びる特性に目をつけられ、屋台で使っている鍋をそのなかにぶちこまれたり、石田巡査が顔を突っ込んで(!!)そのままアキさんを軽々抱き上げてグルグル回したり、最後はアキさんの肩辺りまでぐーーんと伸ばして寝袋のような状態にしたあと、なんと屋台の屋根にそのままの状態で引っ掛けて放置してしまいました。スパッツ越しにアキさんの手だけがパタパタ動いてるのが見えました。


  そんな風に大人たちがバタバタと慌ただしく騒いでいるなか、あのトシとナナカの仲良し兄妹の運命は大きく変わろうとしていました。

レポは後編へ続きます!!

新幹線新喜劇レポ

  2016年最初の記事は、チーム辻本新喜劇には欠かせないメンバー、横顔新幹線さんこと伊賀健二さんが座長となって行われた「新幹線新喜劇」のレポです!

  この新喜劇、開催決定は昨年行われた「イリュージョン新喜劇」の打ち上げの席でたまたま伊賀さんの向かいに座っていた吉本の偉いさんから「キミもそろそろなんかイベントやんないとねー。2月5日が空いてるからやろっか!」とあまりにもあっさり突然に決まったとか。この時点で既に本番1ヶ月前を切っていたそうです。とんでもない無茶ぶり……
   伊賀さんの人気はものすごいもので、公演前日にチケットは完売。立ち見が出たほど。本物の新幹線ならデッキにまで人が溢れていて乗車率120%といったところ。NGKにはたくさんのお祝いのお花が飾られており、なかには白と青の新幹線カラーでアレンジされたものもありました!


  舞台は「ホテル花月」という全国にチェーン展開をしているホテル。そのうちのひとつの支配人が伊賀さんで、伊賀さんは自ら先頭に立って作業着姿でトイレ掃除をするなど仕事熱心なのですが、従業員のしみひろくんや藍ちゃんはサボったりふざけていたりしてお客さんを怒らせてしまったり、新人の真希さんは飲み物をお客さんにぶちまけてしまうような失敗をやらかし、このホテルは全チェーンの中で売上最下位という不名誉な記録を持っています。
   伊賀さんが作業着姿で出てきたとき、ものすごい歓声でした。男性ファンも多いのか「いがーーー!!」「いがちゃぁぁん!!」という野太い声も聞こえてきました(笑)
  
全店の中で売上1位のホテル支配人で同期という太一郎さんを見返したい伊賀さん。まずはあき恵オーナーから命じられた、このホテルに共同事業の契約をするため打ち合わせにやってくるというトラベル会社の社長さんへのおもてなしをがんばることに。
 
と、そのとき、窓の外からどこかで見たことがある白いモコモコしたものが……そして現れたのは……みんな大好き、茂造じぃさん!!最近朝ドラで「へぇさん」の姿ばかり見ていたので、なんだかかえって新鮮でした(笑)

この茂造こそトラベル会社の社長さんだと思い精一杯おもてなしをする伊賀さんたちですが、なんせ相手が相手なもんでしっちゃかめっちゃか。「つまらないものですが」と手渡したお菓子の箱は「つまらないものにはメーーーンッッ!!」とおもっきし杖を振られて箱が真っ二つに割れるほど壊れるし(箱の半分が茂造の杖にくっついたままになってて自撮り棒みたいになってた)、ちょっとでも気にくわないと連続高速ビンタを喰らわしたりしてて……相変わらずメチャクチャです。
 
特にしみひろくんは渡した箱が真っ二つに割れたことで空っぽだったことが判明したので「なんで空っぽなん?なぁなんでー?」てしつこく聞かれていたり、連続高速ビンタでは基本みんなエアビンタなのに最後にやられるしみひろくんだけほんとうにひっぱたかれるガチビンタなので、かなり痛そうでした。さらにビンタをされたあと、いちいち面白い一言を求められ、なかなかヒットが打てずにまた繰り返し……という流れが4回ぐらい続きました。4回目あたりから茂造の手がだいぶプルプル疲れていたのが見えました(笑) 
ちなみに何回かしみひろくんが叫んだ言葉のなかに「黒烏龍茶隠すぞーー!!」ていうのがあって、そこから茂しゃんが食事のあとは黒烏龍茶を飲むのが日課であることが判明しました。健康志向なのですね。

  「仕事熱心なのはわかるけどやっぱり支配人ならビシッとキメないと」という茂造の言葉で、伊賀さんは作業着姿からおなじみ白と青の新幹線カラーのスーツに着替えることに。なんとこの変身、舞台上での生着替えでした!なにげにいちばん時間がかかったのがヘアメイクで、きっちり髪をオールバックにしないとあの独特の横顔にならないんだなぁと見ていてしみじみ思いました。結構な量のワックスを手に取っていましたので。そしてばっちり変身が完了するとこれまたお馴染み「横顔新幹線やーん!」から始まる一連のイジりが始まりました。

  散々騒ぎ立てた茂造がトラベル会社の社長ではなく単なる厨房担当のバイトに来たじぃさんだと判明。真希さんに案内されて奥へ引っ込んだあと、入れ違いに大きな音を立てて入ってきた明るい黄色のスーツに身を包んだちょび髭の細身の男性……アキさんです!会場からはたちまち黄色い歓声に包まれました。やはし女性ファンのキャーキャーて声がすごかったです。ゼェゼェハァハァ息を整えたあとの「……なに?」のご挨拶も披露してくれました。
 
アキさんはホテルのお客さんでチェックアウトをしようとしたのですが、うっかりお財布を忘れてしまったので、必ず後から支払うので待っていてくれないかとのこと。宿泊費を踏み倒すつもりなんじゃ?と疑い警察に突き出そうとする太一郎さんに対し、伊賀さんはアキさんを信じて立て替えておくことにしました。
ちなみにアキさん、太一郎さんの
モノマネめっさうまかったです。あと新幹線イジリがまたあって、「座席を勝手に回転されてボックスになって向かいの人にミカンをもらう」という新ネタが見れました(笑)

 
そうこうしているうちに一の介師匠が演じるトラベル会社の社長さんがやってきたのですが……明らかに不自然なカツラを着けているうえに、本人はそれがバレていないと信じきっているからかなり厄介。 絶対に失敗できない取引が始まり、真希さんがお茶を運んできたそのとき、なんとお茶を社長へぶちまけてしまい、挙げ句が慌てて拭いている最中にカツラを取ってしまいます。社長はカンカンに怒り狂い、取引は中止。元々売上が悪いこともあり、伊賀さん管理のこのホテルは閉鎖の危機に追い込まれてしまいました。


  実はこれ、目障りな伊賀さんを排除したい太一郎さんと、その太一郎さんから借金をしているが故に言いなりになっていた真希さんが仕組んだ罠でした。しかし自分をかばってくれて、常に前向きに仕事に取り組んでいた伊賀さんを間近で真希さんの胸の中は、罪悪感でいっぱいでした。

 
どうにかあき恵オーナーに頼み込み、三週間以内に売上を黒字にするという条件で閉鎖を阻止できることになりました。 宿泊費を立て替えてくれたお礼にと実は元三ツ星レストランのシェフという経歴を持つアキさんも仲間に加わわり、目標達成に向けて奮闘します。アキさん曰く伊賀さんには「なんか、“助けなきゃ!”て思えてむずむずしてくる」ような魅力があるんだとか。
  その最中、元従業員で現在はテレビマンというまさじさんの計らいにより、生放送の番組で、伊賀さんが新幹線の被り物の「新幹線マン」というゆるキャラになったり、茂造の着メロに合わせてアキさんがマイケル・ジャクソンを踊ったりとPRを積極的に行いますが、まだまだ黒字にはなりません。


そこを狙って太一郎さんは最後の仕上げに、クレームをでっち上げて評判を落とす作戦に。平山さんタックルさんのいかにもガラの悪そうな客が、「食事にカブトムシが入っていた」という明らかにそれおかしいだろ的なクレームをつけてきます。しかしそこで真希さんが勇気を振り絞って、自分が太一郎さんの言いなりでわざと失敗していたこと、この二人のクレーマーも太一郎さんが雇ったという真実を話します。

正体がバレて逆上したクレーマーが伊賀さんと真希さんに襲いかかろうとしたそのとき「まてーーっ!!」という声が。そして現れたのはなんと新幹線マンと同じようなドクターイエローの被り物をしたアキさん!!もうすっかりイメージカラーが黄色に定着しているのでかなりしっくりきていました(笑)
この新幹線・ドクターイエローVS平山タックルのチャンバラJAPANの立ち回りではよく新喜劇で伊賀さん平山さんが行う「シンクロ組手」がやはりここでも見れたのですが、4人ということでアキさんタックルさんも交えたカルテットver.も見れました!
   ちなみにアキさんが料理やダンスやアクションなど多彩に出来るのは「親がしっかりしてて小さい頃から色々習い事やらせてもらったから。でもどれも長続きしないんだ」とのことです(笑) 


  到着した警察にクレーマーと共に連行される太一郎さんに対し、「いつだってお前はひかり輝いていた。だからまたきっとやり直せる。罪を償ったら今度こそ自分の道を反れずにまっすぐに進んでくれ」と伝え、一大プロジェクトを台無しにした真希さんを、「脅されて苦しかったんだからどうかクビにしないでほしい」とあき恵オーナーに懇願します。

  そのとき、あのトラベル会社の一の介社長がやってきて、真希さんが毎日夜遅くに自分のもとを訪ねてきては謝罪をしていたこと、そして父親から「あんな素敵なホテルとの契約を私情だけで破談するなんて」と叱られたことを伝えます。そして考えを改め、父親と共に再契約のためやって来たというのです。
一の介師匠が呼ぶと現れたその父親、つまりトラベル会社の会長とは、なんとキンキラスーツに身を包んだ茂造!!! アルバイトとして会長自ら潜入調査をし、伊賀さんのまっすぐで真摯な人柄に触れた茂造はあき恵オーナーに「契約は是非結びたい。だから真希さんを、そしてホテルの閉鎖を、“許してやったらどーや”♪」と畳み掛け、閉鎖と真希さんの解雇は免れたのでした。

問題が解決してひと安心!と思ったら伊賀さんが保証人になっていた借金の取り立ての諸見里さんがやってきて追いかけ回されるはめに。それを止めようと他の人もグルグル回っている間に……新幹線らしく伊賀さんを先頭に「連結」状態に! というところで、実際に新幹線の到着音にも使われているTOKIOの「アンビシャス・ジャパン」が流れて、幕は降りました。


  伊賀さんの真面目でまっすぐで穏やかな性格が垣間見れる新喜劇でした。新幹線に例えるなら、各駅停車をしてくれる「ひかり」のように、ひとつひとつを丁寧に汲み取る方なんだなって思えました。
新幹線イジリ自体はもうかなりの年数を重ねているようですが、今やそれが代名詞になり、新幹線のコスプレまでして(笑)、ついには乗車率120%ばりのイベントを主催してしまうほどの人気と実力は、本物の新幹線に負けないほどだと思います。

   この新幹線新喜劇、第二段が早ければ夏頃に発車予定とのこと!次も大爆笑行きの賑やかな新喜劇になると期待しています!


プァァーーン♪





 

2015年


今年一年を表す漢字一文字、やはり私は「茂」ですね!

今年は「茂」しゃんと、新喜劇のおかげで自分にとっての世界が広がる=「茂る」一年でした!

いちばんの大収穫は4月の祇園でご本人にお会いできて、お話させていただいてサインや写真も快く引き受けてくださったこと!!!こんなに早く夢が叶うとは思ってませんでした!!8月には「つじたく」ではハイタッチも出来ました!!しあわせすぎました!!

秋からはほぼ月一間隔でNGKへ行くようになりました。一泊したあと朝早く起きて新幹線に乗って午後から出勤、という関西と関東及び夢と現実を行き来する日々にも大分慣れました。
30日の祇園花月公演へ行かれた方のツイートで、茂しゃんが3月に大阪でなにか大がかりなイベントと4月後半は毎年恒例の祇園での茂造過去芝居を企画していると話していたことを知り、その前の2月には伊賀さん主催の「新幹線新喜劇」も観劇予定です。2016年も新喜劇遠征は加速しそうです。NGKで行われている本公演を東京へそっくりそのまま輸出する「東京グランド花月」も来年から定期開催決定ということで、茂しゃんたちももっとこちらへ来てほしいなぁと思ってます。やっぱしね、遠征は交通費が大部分占めてるんでね。そこだけでも助かりますわ。

そしてそんな茂しゃんに憧れることで、自分も成長することが出来ました。他人様からの批判が死ぬほど怖いビビりな私がこのブログを開設して小説を一篇どうにかこうにかアップすることが出来たこと、そして、「大阪で一人暮らし」ということは両親の反対もあり実現できなかったけれど、「もっと色んなところへ自由に行き来出来るように」ということで、免許を取ってから5年間ほどずっとほったらかしだった車の運転の練習を始めることが出来ました。
おかげさまで今月から完全にソロで乗れるようになり、自宅から職場を行き来出来るようになりました。ちょうど寒くなってきたうえに近隣のお店との兼任も始まったので、市内とはいえ移動だけでもずいぶん楽になりました。あれだけ出来なかったカーブをするっと出来て通りすぎていると、なんだか自分でもたまに「これあたしが運転してるのよな?」て不思議な感覚になります。安全第一でミラちゃんと走っていこうと思ってます。


新喜劇を見るためにもミラちゃんを動かしていくのにも「お金」は必要になりますので、収入源である仕事はがんばらなきゃな、と自然とやる気が出ます。2月は先程述べたように新幹線新喜劇を観に行くうえに、ミラちゃんがはじめての車検だそうでこれがだいぶ取られると聞いてガクブルしています。1月は大人しくしてよっと。

ビビりな心配はなかなか治らないけど、来年はまずは「どうしよう」と「早くしなきゃ」の口癖を直すことから始めようと思います。気づくとマイナスなワードばかし声に出していたので。

こんな私のブログですが、来年も見守っていただけたら幸いです。それでは、よいお年を!!!

たぐちくんのこと

  ※本来口出しすべき立場ではないのでしょうが、YOU&J(かつてあったNEWS・関ジャニ∞KAT-TUNの合同ファンクラブ)時代から彼らを見てきていたので、書かずにはいられませんでした。よかったらお付き合いください。

 




  11月24日、日テレの「ベストアーティスト2015」内において、KAT-TUN田口淳之介さんが来年春をもってKAT-TUNから脱退、そしてジャニーズ事務所を退社されることがご本人の口から発表されました。衝撃でした。この日同じく出演予定のエイトのジャニーズラブソングメドレーの選曲について「『強く強く強く』はいい曲だけどラブソングではねぇべー」と愚痴っていたのが全部ぶっ飛びました。

  8年ほど前に赤西氏が、2年前に聖くんが、各々の事情で脱退。聖くんにいたってはジャニーズそのものを退社。それからは4人体制でがんばってきて、来年はいよいよ10周年という節目の年。ここに来ての、まったく予想してなかった発表。

田口くんは長い手足を生かしたダンスやアクロバット、ジャグリングが得意で、ダジャレが好きで天然ボケで笑わせてくれるような明るい人でした。4人体制後もKAT-TUN内が暗くならずにいられたのは、彼がムードメーカー的な役割を果たしていたんだと思います。それだけKAT-TUNを愛し、守ろうとしていたんだとも、思うし、思いたい。
  オフィシャルコメントを見ると「考え方の違い」「隔たり」などいわゆる「方向性の違い」を示唆するワードがメンバーのあちこちから出てきてゾクッとしました。10年経って感じる違和感てなんなんだろうか。あの 2年前のやる気に満ち溢れた決意はどう変わってしまったのか。そしてそれは脱退だけでなくジャニーズそのものを、もしかしたら芸能界そのものすら去らなくてはならないほど彼には大きく影響しているものなのだろうか。そしてそれを「やっと10周年だ!さぁ何をしよう?」と張り切っていたのに田口くんから伝えられた3人のメンバーとスタッフの気持ちを考えるとやりきれなくなります。
 
  ジャニーズというのは世間的に色々厳しいことも言われるけどそれだけやっぱり恵まれていて、本人が望んでそれに精進して誠意を見せれば、事務所がバックアップしてくれる。本業の歌や躍りをもっとレベルアップさせることも、それ以外のこと、番組MCだったりバラエティーだったりお芝居だったり絵や小説や料理だったり、ほぼあらゆることが出来ると思います。  そして、アイドル事務所でありながら基本は卒業制度はなく、30代40代なんなら50代でも第一線でやっていける。その恵まれた環境を捨ててまで欲しかったものはなんだったのか。
  一部では前々から噂があった恋人との結婚が絡んでるとの話もありますが、ジャニーズタレントの結婚に関しては先日TOKIO国分さんの件で「適齢期になって自分でけじめをつけられるならするべき」と社長自らが言及していたので、それだけが原因とは思えないのです。

  発表直後にテレビに映ったKAT-TUNと、番組開始前にTOKIO国分さんと撮ったという写真を見ると、田口くんだけが妙にすっきりと晴れやかに微笑んでいて、あとの3人が目に光がなく表情も固く暗いあたり、あのコメントはあながち嘘ではないのかなと思ってしまいました。一体いつからKAT-TUNは彼にとって重みというか負担というか足枷というか、そういうマイナスイメージなものになってしまったのか。そういう点も、もう少し詳しく話してくれたらいいのにな、と思います。

   ジャニーズはデビューしてからやっとスタートで、そこからグループを継続させていくのはメンバーとそのスタッフ、そしてファン次第ということは嫌でも承知でしたが、それでも10年近く経てば安心していいものだと心のどこかで思い込んでいました。今回はそれを見事にぶっ壊された出来事でした。私たちファンが望んでも、グループとしての理念を持っていても、それを支えるスタッフさんがいてくれても、メンバーひとりひとり個人が持つ気持ちなんて、そこから展開していく関係性なんて、どう変化していくかはわからないんだ。絶対だいじょうぶなんて保証はないんだ。同時にデビューから一人も欠けることなくグループとして活動してきたTOKIOさんV6さんの偉大さを思い知りました。あの方がたもずいぶん揉めたり仲違いしたり、時には個人活動に力を入れたりということは多々あっても、グループというホームを守ろうという共通意識を捨てずに20年も第一線で現在進行形で活躍しているのですから。
かといってエイトや忠義を見て「いつかバラバラになって終わっちゃうこともあるんだ」なんて冷めた疑いの目で見ていくことは避けようと思っています。楽しめるときはおもいっきし楽しませてもらって、感謝して、また次を目指す。そうやってやっていけるとバカみたいに一途に信じていきたいし、それしか私には出来ない。

  これでもどうにか言葉を選んで書いたのですが、どうしても根本には田口くんに対する「なんで」「どうして」があり、彼の決意を遠回しに責めたり批判すると思われても仕方ない文章になってしまいました。でもそれだけKAT-TUNは「脱退」という言葉の重みとそれがもたらす痛みを二度も思い知ってるからこそ、4人で力を合わせて「まずはここから2年がんばっていこう」「10周年を成功させよう」とひとつひとつのことを全力でそして丁寧にこなしてきたはず。なのにそのメンバーのひとりである田口くんが今このような決断をしたのが、そしてこれといった明確な理由も将来の展望もないまま去ろうとしているのが、納得がいかないのです。

  この記事を書いているとき、今月30日にKAT-TUNのラジオで田口くん本人から改めて挨拶があると発表がありました。出来たらここでもう少し詳しく理由を述べてくれたら、と思います。





 
 

JOY!JOY!エンタメ新喜劇レポ&感想

今年から新喜劇の座員さんとして活動している水玉れっぷう隊・アキさん。 黄色のイメージカラーとパワフルダンス、そして茂造がどんなアホなことをやって「すいませぇぇん‼」と勢いよく謝れば「いーよぉー」という独特なあの言い回しですべてを許してしまうお人好しキャラで一気に大ブレイクしました。これからの新喜劇を担うであろういい味出してる若手座員7名「七味隊」にも選抜されました。
  そんなアキさんが主催の「JOY!JOY!エンタメ新喜劇」が11月15日に開催され、行って参りました。この新喜劇、なんと脇を固めるメンバーとして茂しゃん・内場さんの二座長、あき恵ママに由美さんというベテラン女優・同じく「七味隊」として選抜されたゆたかさん・真也さん・藍ちゃんという豪華すぎるメンバーが当初から発表されており、アキさん個人の人気も合わさってあっという間に全席完売&立ち見が出るほどでした!!

  まず真也さんと太一郎さんが前説として出てきて、会場をあっためてくれました。このとき「関西以外の遠い地域からいらした方います?」と呼び掛けがあって、茨城出身の私も最初こそ元気よく挙手してましたが、北海道とアメリカ(前日に帰国されたばかりとのこと!!)からという方が出てきてしまい、静かに手を下ろしました(笑)

  幕が開くと舞台は一の介和尚のお寺兼身寄りのない子供たちを引き取る施設。そこに、なぜかお揃いの色違いの衣装で「怪盗少女」を踊る女性4人組の「よしもとクローバーZ」と彼女たちを応援するヲタク集団。そこに襖が開いて勢い良く飛び出してきたのは、三角巾と黄色の花柄ワンピースが良く似合うアキコさん!!!このときの歓声はものすごかったです。あちこちから「キャーーー!!」て声があがってました。
  そしてよしクロといっしょにキレッキレダンスを披露するアキコさんですが、これは実はアキコさんの夢の中の出来事。アキコさんは本当はお寺で家政婦をしながら一の介和尚・森田さん・  高井さんたちと子供たちを世話しているのです。
その子供たちのひとりにシュンという男の子がいるのですが、気弱な性格なためよくいじめられているので、アキコさんは「いじめられたらいじめかえしてやったらええんや!!男の子は強くないとあかん!!」と喝を入れます。

  赴任の挨拶に来た警官の伊賀さんによれば、最近このお寺周辺には、リゾート施設が建てられる関係で、土地を買おうと悪質な手口を使う業者が出回ってるから気を付けてとのこと。見回りに来た証として、警官帽を被ったかわいいクマのぬいぐるみを置いていきました。
その直後から早速交渉にやってくるリゾート関係者(太一郎さん・もりすけさん・藍ちゃん)やら不動産屋(由美さん・ゆたかさん・真也さん)。土地を売る気はないとアキコさんが断ると、どちらも態度を豹変させて脅しをかけてきます。
  不動産屋のチームでは途中「次期社長も来てるんだ!!」と、雰囲気にそぐわないやたら明るい出囃子が流れたと思ったら、なんと内場さんがアホボンの格好で登場!!久々の登場に客席から「あほぼーーん!!」と掛け声がかけられ、しばらくアホボンが客席をキョロキョロ見回していました(笑)
  一億兆万円という小学生が一度は使いそうなバカな単位を吹っ掛けてみたり、蝶ネクタイで声のボリューム調節したり、独特の「ここにあるとなくさない」というポーチの持ち方をレクチャーしたり、そのポーチを奪われるとぐったりしてしまうくだりなど、お馴染みの流れは一通り見れました。
  
そんなぶっ飛んだ連中をなんとか追い払ったあともさらにトラブルは続きます。なんと施設に住む青年のひとりが悪徳金融にお金を借りていて、借金取りたちが乗り込んできたのです!そのうちの一人が青のスーツの平山さん、もう一人が赤のスーツのタックルさん……とくれば、残るはあのお方!!そう、白と黒のアーガイルチェックのスーツに身を包んだ、茂しゃん兄貴です!!!これまたキャーキャーものすごい歓声で迎えられ、私は相変わらずひとり呼吸困難になりかけてました(笑)  おなじみローテーショントークでくるっと回るときには「フゥーー♪」と叫び声があがるほど大人気です!!
  ところで、タックルさんはローテーショントリオに初参加だったのですが、緊張していたのかミュージカルトークの「♪あーあー さっさと出したほうがお前のためやーでー」の振りと歌い方がぎこちなかさすぎて茂しゃん兄貴に頭ひっぱたかれて「もう一回やるぞー!!」てやり直しさせられてましたwww  また、平山さんはかなり久々に歌舞伎トークで宙返りを披露したのですが、やはり年齢的な問題か3回目辺りからもうヘトヘトになっていて「昔は20回ぐらいグルグル回れたやないかぁー!」て茂しゃん兄貴にこれまたツッコまれてました。さらに借用書を出すときには勢いよく広げすぎて真っ二つに破けて一瞬空気が固まりましたが、「せ、セロテープでとめとけばいけるだろ」て茂しゃん兄貴がフォローしてました(笑)
  アキコさんや高井さん森田さんには凄んで脅しをかけていた茂しゃん兄貴ですが、それを怯えて見ていたシュンには優しく話しかけます。
「怯えなくてええで」と声をかける茂しゃん兄貴にシュンが頷くと「そうか……わかってくれたなら……“いーよぉー”」とどこかで聞いたことあるあのワードを口にします。これが後にシュンに大きく影響していくのです。

  その直後、一の介和尚が新しく施設で暮らすことになるカズヒサ(大島さん)を連れてきます。カズヒサの腕には大きな傷があるのですが、それを見た瞬間青ざめて動揺するアキコさん。実はアキコさんにはかつて生き別れた息子がいて、その息子にも腕に大きな傷があったとのこと。その後高井さん森田さんの調べでアキコさん手作りのお守りをカズヒサが所持していることが判明し、間違いなく二人は親子だという事実が確定しました。
やっと出会えたんだからきちんと名乗り出るべきだと勧められたアキコさんですが、今更母親と名乗る資格はないとパニックのあまり逃げ出し、行方をくらませてしまうのでした。


アキコさんがいない数日の間に、シュンは茂しゃん兄貴の影響で大きく変わっていました。ずっといじめられていたやたらダンスの上手い子供たちと仲直りをし、共にダンスを楽しむようになりました。さらに、新しい夢も生まれました。その夢の姿を絵に描いて和尚たちに見せるのですが、黄色のスーツにオールバックにちょび髭のどこかで見たことあるビジュアルのチンピラが……シュンの夢は茂しゃん兄貴のような「強くて優しい借金取り」なのです。
  と、ここで舞台が暗転し、シュンの空想シーンへ。お寺の襖からシルエットが浮かび上がり、襖が開くとシュンの絵がそのまま具現化した黄色スーツヤクザのアキさん登場!!「早く金返さんかいゴラァーー!!」と怒鳴り散らすとどこからか「すいませぇぇん」という声が聞こえ、そのとたん顔をふにゃっと歪ませて本家の「いーよぉー」を披露。「いつだっていーよぉー。謝ってくれたからいーよぉー」とかなり優しい借金取りです(笑)

「俺は強いっていったらやっぱしサムライかなー」という森田さん。また舞台が暗転し、空想の世界へ。ここでは黄色スーツアキさんが両手に刀を持ち、先程ローテーショントリオで活躍した平山さんタックルさんのチャンバラJAPANとゆたかさんや真也さん、太一郎さんもりすけさん藍ちゃんも加わって殺陣を披露!!アキさんはかつてはスタントマンもしていたということもあり、刀さばきも抜群です!!
ただ、そこは新喜劇ということで、真也さんはギターを真っ二つに切られ、ゆたかさんはスーツが切られて上半身裸になったところに刀で乳首をいじくられてスローモーションでドリルをやったり、藍ちゃんのお腹は何度やっても刀をバウンドで弾き返したり、もりすけさんはカツラを切られてハゲになったり笑いの要素も満載でした(笑)

   そんなことをしているうちにリゾート関係者と不動産屋、借金取りがいっぺんに押し掛けてきて、またピンチに陥ります。しかしそこへ警官伊賀さんが登場し、実は置いていったクマのぬいぐるみにはカメラが内蔵されていて、その証拠はすべて録画されていると一網打尽にしようとします。するとそこへ行方不明だったアキコさんが井戸の中から現れ、「サッと謝っちゃいな。謝ればほらだいじょうぶだから」とけしかけ、悪役全員が「すいません」と言うと「いーよぉー」とあっさり許し、逃がしてしまいました。
  アキコさんはカズヒサといっしょにいる資格はないから、家政婦を辞めてここを去ると言い出します。しかしそれを聞いて飛び出してくるカズヒサ。なんで俺を捨てたんだ?という問いに、涙ながらに過去を語るアキコさん。夫を早くに亡くし、生活苦で借金もあるうえに、病気になったカズヒサを病院へ連れていく途中で事故に遭い、自身も重傷を負ったため入院しなければならず、やむを得ずまだ幼いカズヒサを施設に預けたのでした。このときの事故でついたのが、カズヒサの腕の傷だったのです。アキコさんはずっとその罪悪感を抱えながら生きてきたのでした。
  そんなアキコさんに対しカズヒサは「ほんとうに申し訳なく思ってるなら、これ以上どこかにいって俺から離れないでくれよ!!」と叫び、母親を許すのでした。

   問題がすべて解決したお祝いに、施設に住む青年の役だったダンサーさんたちがかっこいいヒップホップダンスを披露しました。途中、ずっと無口でダンスも座って見ていた白い服の男性が、音楽がクラシック調に変わりアキコさんに魔法の粉をかけられた途端、美しいグランジュテとピルエットを披露!!この方はバレエダンサーだったようです。生のバレエを見るのは初めてでしたが、ひとつひとつの動きがしなやかかつ軽やかでとっても綺麗でした。

  アキさん曰く、この「いーよぉー」のギャグは、茂造との舞台上でのやりとりで偶然生まれたものなのですが、「わざとではなく失敗してしまったり迷惑をかけてしまい、それを相手が謝ってきてくれたら、それはきっとすごく勇気を出して言ってくれたことだから、『いーよぉー』って寛大に許してあげたい。そこからまた新しい自分が始まり、次に進めると思うから」という願いも込められていると先月ツイートされており、まさにその願いが根本にあるようなお話でした。
  エンタメ、ということで新喜劇だけでなくダンスや殺陣などド派手な演出で興奮もさせてくれました。また今回この公演に来ていたお客さんは新喜劇ファンのなかでも毎回放送チェックや観劇を重ねているような濃い層が多いのか、かなりノリがよく、全体的に「きたきたきたーーあのネタ!!」みたいな一体感もあってそれもまた本公演とは違った楽しさかなとも思えました。

  アキさんの人気はすさまじく、このエンタメ新喜劇はすでに2月の次回公演が決まっているのですが、公演終了後のアキさんご自身による手売りが一階から二階へ繋がる階段まで行列が出来ていました‼ あれなら次回も満員御礼でしょうね (゚ヽ゚)スゴイ

  アキさん、これからもどんどん活躍して輝きまくって、“いーよぉー”♪

 
 


    

朝ドラ俳優!!

我らが茂しゃんこと辻本茂雄新喜劇座長が、NHKの「あさが来た」に、山崎平十郎役でレギュラーとして出演が決定しました!!

なんと‼朝ドラ俳優に‼なるんです‼


うれしすぎる!!


それも、実在した人物がモデルで、主人公のビジネスパートナーとなっていく重要な役だそうです!!
元大蔵省のお役人で、ドイツへの留学経験もある、寡黙なエリートキャラ!!普段の茂しゃんの新喜劇での茂造でのキャラとは正反対!!楽しみすぎる!!!

このお知らせを見たとき、いつものくせでなんとなーくTwitterで「辻本茂雄」と検索したら、NHK大阪放送局の公式アカウントからのキャスト追加発表のツイートがポンッと出てきて、その瞬間、自室で「ウギャァァァァ」て叫んで泣いてしまいました!!うれしすぎて!!人って怖いときやしんどいときだけじゃなく突然の予想以上の幸福が訪れたときも泣き叫ぶんだということを身をもって知りました。

芸人さん、ということでシリアスなお芝居が出来るの?ということを疑問視されてるところもあるようですが、「美しき謎」や「つじたく」でも見せてくれたような重厚な演技をきっと茂しゃんは見せてくれると信じています。
それに、クールで知的な役をやり込めばやり込むほど、新喜劇での茂造のハチャメチャぶりとのギャップにますます旨味が増すと思ってますので(笑)

新喜劇座長ということで関西他西日本では絶大な人気と知名度を誇る茂しゃんですが、関東ではMXでの新喜劇放送やNHKの笑百科での出演があるといえ、ほんとに悲しいぐらい知名度が低いんです。
だからこれの朝ドラ出演が「あの平十郎役の役者さんいいよね!!辻本さんって新喜劇の座長らしいから、見てみようかな?」ていうきっかけにもなってくれたらなーなんて思ってます。

平十郎の出番は年明けからのようですが、今からとても楽しみです!!新喜劇との両立は大変だと思いますが、がんばってほしいです!!応援してます!!



近況報告

  こんにちは。なくです。最近アクセス数がいい感じの数字を叩き出しててありがたいです。でも大した更新もしてないのにここまでアクセスがあるとなにか問題でもあったのかと不安になります。どうかくそつまらなくても誹謗中傷だけはご勘弁くだせぇ。
 
さて、私の近況報告をいくつかさせていただきたいと思います。
 
  【車を買いました】
  自信をつける第一歩として「脱・ペーパードライバー」を目標に掲げ、九月中旬から自分専用の車を買いました。某D社のミラちゃんです。奇跡的に中古の乗り出し30万という破格で出会えました。
これまでは両親が使っていた、車検を通ってきたのが奇跡で今年でついに廃車にすると決めたほどのオンボロ車しか知らなかった私にとってはミラちゃんは軽くて素直で運転しやすいとっても優秀でいい子です。
ここのところ毎晩(昼は交通量が多いので少ない夜にやってる)母親を教官がわりに家と職場の往復の道の運転&駐車の練習をしています。一ヶ月ほど続けていますが、めちゃくちゃ調子のいい日もあれば「あ、またここで失敗した」という日もあります。母は誉めるところはきちんと誉めてくれるんですがダメなときはこれでもかとダメ出ししてくるんで結構グサグサきます。安全のためとはわかっているんですがね……
  幸い急いで習得しなくてはいけない技術ではないので、長い目で毎日少しずつ練習して、年明けにでも通勤が出来るようになったらいいな、と思ってます。

【歯根膜炎治療】
  TN歯科にお世話になり、おかげさまで治療は順調で、次回はいよいよ歯に詰め物をしていくことになります。
  このTN歯科で、私が高校~短大時代にしていた某ハンバーガーチェーンで共に雨風に耐えながら土日のドライブスルーの注文とってた(あまりに混むからマイク一本じゃ足りなくてタブレット的な機械を使って数人で注文取るのです)後輩ちゃんが歯科助手として働いていて、あちらから声をかけてくれました。
TN歯科は先生がテキパキハキハキしているぶん、歯科助手さんたちも同じぐらいの技量や機敏さ、正確さが求められており、たまにそれが出来ずに治療中の先生に叱られてる方もいます。でもこの後輩はバイト時代からハキハキしてたし頭の回転も早かったのできっとだいじょうぶだろうな、と思えました。
  そんな元後輩ちゃんに歯石を隅々まで取っていただくというあちらにとってはお仕事とはいえかなり申し訳ない羞恥プレイ的な治療のあとは、いよいよ長らく空きっぱなしだった前歯裏の穴に薬を詰め込んでふさいでもらうという段階に入りました。次はいよいよここに銀を詰めていく作業に入るそうです。
  ところで、歯に詰める物質のなかにはシリコン等もあって、歯医者さん側としては長い目で見るとこちらのほうがオススメとのことですが、保険適応外とのことで値段がびっくりするぐらい高かったです。あの金額が手元にあればジャニーズのライブも新曲3種発売もNGK祇園花月への遠征もどんとこい、なんならコレちょっと良さげなマンションの一ヶ月の家賃じゃん的なお値段ですよ。安月給のワシには無理です。

  【3ヶ月連続NGK
先月24・25日に舶来寄席観劇と観光を兼ねて大阪へ行きました。相変わらず地下鉄の駅内で迷いまくるわ、NGKの正面入り口をチャリンコで突っ切って突破しようとしたトンデモオヤジに出くわすわで冷や汗が出る場面もありましたが、ずっと行きたかったうどん屋さんに行けたり、大阪在住の友達が時間を作ってくれて会って案内をしてくれたり、楽しい時間を過ごせました。舶来寄席のチーム辻本公演自体は「恋と涙とコスプレ」のリメイクでしたが、普段チーム辻本にあまり出ない高井さんが出ていたり、こんにちは!のあほぼんが新名さんの代役で忠志さんだったりして、そういうメンバーチェンジでも変わってくる雰囲気などが味わえました。  大体話の流れはわかってるのに笑えてくるんだから新喜劇てやっぱしすごいです。最後は茂造の掛け声で「なんてこったパンナコッタ」を会場全体でコール。もうライブですね!
ちなみに仲直りのために一芝居うつ場面で、いちゃもんをつける客役をすることになる森田さんへ茂造が差し出すアイテムは、ガチで毎回違うしそのときにならないとわからないからドキドキすると、森田さんご本人からTwitterでお伺いしました(笑)
 
そしてこの記事を書いているのが10月6日なのですが、今日からNGKはチーム辻本公演週で、あと2日後には茂しゃんのお誕生日なのです。 
  そんなわけで気づいたら8日は本来出勤日だったのですが、同じ店のスタッフさんに頭を下げて出勤日と休みを交換してもらい、公演のチケットを取ってお宿を確保している自分が先月の時点でいました。私自分がこわい。
一日支配人でなかったのは残念でしたが、お手紙を書いて紅茶を一パックいっしょに入れておき、当日スタッフさんに渡そうと思ってます。お茶なら喉にもいいし最悪茂しゃんが飲まなくても他の座員さんやご家族に譲りやすいし。
 
  さらにさらに11月には水玉れっぷう隊アキさんプレゼンツの「joy!joy!エンタメ新喜劇」なるイベントが開催されることが決定し、こちらには茂しゃんだけでなく最年長座長の内場さんやアキさんを含めば若手座員から選抜された「神7」ならぬ「七味隊」の7人のうち4名が出演!まさに神メンバーによる絶対面白くなる予感大な公演‼
まだチケットは取れていませんが、たまたま仕事が休みであったのをいいことに、抽選に申し込みました。 繁華街なんばの日曜であるためか近隣のビジネスホテルはほとんど満室でなかなかお宿が取れず大変でしたが、少し離れた某APホテルの予約が無事とれました。私ここまでしちゃう自分がこわい。

さらにさらにさらに11月末~12月上旬は茂しゃんとプリンセス天功さんとのコラボ新喜劇が2週間近く行われることが舶来寄席でもらってきたチラシ(白黒コピーでいかにもやっつけでとりあえず作りました的なクオリティ)で判明し、たぶんこれ行っちゃうだろうなぁと思ってます。やっぱし私自分がこわい。

【仕事】
  車×歯の治療代×3ヶ月連続NGK遠征の三連コンボに加え、12月にはエイトのドームライブが始まります。もちろんこちらも支払いこそまだですが抽選申し込み済み。
  お金のことを考えると胃が痛くなりますが、だからこそ仕事を頑張ろうと思います。春頃のあの「はたらきたくない。仕事やめたい」が嘘のようにやる気に満ちています。
  幸い最近の人手不足のためか近隣店舗との掛け持ちを任されることがあり、それをこなせばもっと給料が上がるので積極的にオファーを受けるようにしています。先月も掛け持ちが4日間&記録的大雨により出勤出来なくなった遠方のスタッフさんのピンチヒッターとしての休日出勤もあり、かなりいいお給料がいただけました。
 
あとは夏頃に「絶対に関西で一人暮らしするんだ!」と息巻いて貯めていたそこそこの額の貯金もまだあるのが心の救いになっています。

あのとき私は早く一人前にならなきゃ、もっと好きなものの近くに行かなきゃと妙に焦っていましたが、茨城の片田舎でも出来ることはまだまだたくさんあるのだと気づきました。この際開き直って運転練習だの大阪遠征のときの送り迎えなど、親に甘えられるところは頼ってお願いしようと決めました。好きなことや見守ってくれる人があるからがんばれるんだなと、改めて気づかされたような気がします。

  そんなわけで楽しく元気に暮らしてます。NGKには明日仕事終わりに前のりします。 ごきげんよう( ω )ノ