nakumelo’s blog

考えたことややってみたことをとにかく書いてみるブログ Twitterアカウント→@EtoileMelimelo

2019-01-01から1年間の記事一覧

月組公演「I AM FROM AUSTRIA」in宝塚大劇場③

れいこさんが演じるリチャードはもうわかりやすく「嫌なやつ」!!高圧的だし「どこで買ったんだよ、それこそ新喜劇に出てくる借金取りかよ」と聞きたくなるようなド派手なスーツ、そして事あるごとに発せられる「ウインナー野郎!」。なんてお口が悪い……でも…

月組公演「I AM FROM AUSTRIA」in宝塚大劇場②

(※おもいきりネタバレなので未観劇の方はご注意ください) 「I AM FROM AUSTRIA~故郷は甘き調べ~」の率直な感想は…… 「舞台をオーストリアに移した吉本新喜劇」 地元密着・旅館=ホテルが舞台・秘密をばらしたことによる騒動・親子間の問題……など、これまで…

月組公演「I AM FROM AUSTRIA」in宝塚大劇場①

私が「月城かなと」さんこと「れいこ」さんをきっかけに宝塚にはまって、ちょうど7ヶ月経ったその日。 私は前日夜から大阪は梅田のとあるホテルへ泊まり、朝になるとそこからあの小豆色の阪急電車に揺られて約30分。 ついに、ついに、宝塚の本拠地へ足を踏み…

「お母さんいません」感想ツイートまとめ

観劇直後につぶやきまくったツイートをまとめました↓【完璧な人間じゃなくても、両親揃ってなくても、大切な人のことを考えて過ごしていけば、それだけでもう立派な「家族」じゃないか!!っていう全肯定感すごかった。めちゃくちゃ優しい世界だった】 【田…

佐藤太一郎企画「お母さんいません」レポ④

サトコは中学生のマイカが本来父親であるはずのタイチロウの「母親替わり」になって我慢や苦労を重ねているのではないかと憂いており、受験や今後の進路のことを考えるとおばである自分の元へいたほうがのびのびと年頃の娘らしく過ごせるのではと考えていま…

佐藤太一郎企画「お母さんいません」レポ③

ちょうどマイカとドイが二階から降りてきました。 ドイ__成長した息子の「リョウスケ」が目の前に現れ、思わず「リョウスケ!?リョウスケなのか!?」と声をかけるオチ。トイレに行っていたため彼の姿を今はじめて見たのです。急に知らないおっさんに自分の名前…

佐藤太一郎企画「お母さんいません」レポ②

サワとオチは元々大学のボランティアサークルの仲間。支援活動の一環でタイチロウと出会い、送り迎えした関係で、元々タイチロウの実家でもあるこの家にも見覚えがあるのでした。 「でもなんでこの家にいるの?私とタイちゃんとマイカは三人でマンションで暮…

佐藤太一郎企画「お母さんいません」レポ①

佐藤太一郎企画久々の新作「お母さんいません」のルミネ公演に行って参りました。 時間潰しの買い物中、なんとなく気分がだるくて頭痛までしてくる体調不良に襲われたり(今思うと気象病とか熱中症だったのかも?)、なんとかたどり着いたルミネよしもとでの買…

確かに存在する光(辻本新喜劇感想)

世間では吉本=闇というかなりネガティブでマイナスなイメージがはびこっている最中、辻本茂雄芸能生活32周年記念公演である「辻本新喜劇inNGK7days」に行って参りました。 世間のイメージもなんのその、勇退してもなお茂しゃんの人気は衰えず、見事全日完売…

宝塚観劇デビューした話 ~観劇・慕情編~

劇場近くの某ハンバーガー店で食欲を、キャトルで物欲を満たし、13時頃いよいよ東京宝塚劇場へ!!入ってまず目に飛び込んで来たのがこれ!!大きなシャンデリア!赤い絨毯!!ゴージャス!!これだけでもうテンションが上がる!! さらに公演楽曲を自動演奏…

宝塚観劇デビューした話 ~決意・行動編~

宝塚の月城かなとさんにハマって早2ヶ月経過。 「令和(れいわ)」と元号が決まったその年に「れいこ」という愛称で呼ばれる人を知れたのは神様からの引き合わせだ!と勝手に信じて、元号が変わった5月1日から「れいこさん」呼びにシフトチェンジ。ヅカヲタのバ…

茂造の覚悟!感想 ~全部覚悟で、全部愛~

観終わったあと、三日間くらいはなんだかボーーッとしていました。 頭のなかでは観劇までの一ヶ月間、「エリザベート」の影響があまりにも強すぎていて、「グランデ・アモーレ=偉大なる愛」を求めてナイフを持っていたルキーニがいました。 でもそこへ今回現…

茂造の覚悟!レポ⑥

あの激動の日から月日は流れ…… あさの旅館は今日も大忙し。リョウタとナオコがせっせと働いています。 カンベも元気に漁に出ています。最近、新しい弟子が入ったようで…… 「おーーい!!早く入ってこい!!」 「………はぁい!!」 聞き覚えのあるその返事をし…

茂造の覚悟!レポ⑤

「私の信じていたお父さんは本当のお父さんじゃなかった!!!ずっと私を騙していたなんてひどい!!」 怒りと悲しみをぶちまけるアカリ。思いがけずカミングアウトを強いられた形になり、戸惑う両親。そして、黙ってそれを見つめるコウスケ。 リョウタは、…

茂造の覚悟!レポ④

コウスケとアカリの距離は縮まっていき、体育祭では父兄参加の親子二人三脚では一位を取るほどに! 無垢で明るいアカリにだんだんとコウスケも惹かれているようで、あの灼熱のようなぎらついた瞳に、時折ふっと柔らかい日だまりのような眼差しが射し込むよう…

茂造の覚悟!レポ③

メグミが言うには、タツヤとは元々同じ職場だったのが縁で出会ったとのこと。タツヤは早くに両親を失くし、懸命に働いており、そんな真摯な姿にメグミは惹かれていったそうです。 茂造たちからドリカムの歌で過剰反応したことを聞き、よくデートで聞いていた…

茂造の覚悟!レポ②

あるときアカリの体育祭の話題になり、茂造のスマホの着メロに合わせて踊ってもらうことに。曲はドリカムの「大阪LOVERS」。するとその場にいたタツヤが突如頭を抱えて過呼吸に。この状況になるのは、恐らく失われた記憶が関係しているのではないかというの…

茂造の覚悟!レポ①

今年もやってきた茂造特別公演 。 勇退直後×大型連休×平成最後×令和初と色んなものが奇跡的に重なりまくった今回は「茂造の覚悟!」。 大型連休は間違いなくホテルも新幹線もチケットも取れないだろうと踏み、思いきって連休前の初日に観劇することに。 ただ…

新作小説 「グランデ・アモーレ」

「エリザベート」とルキーニが好きすぎてついにこんなものまで書いてしまいました。 [グランデ・アモーレ] もうひとつの「偉大なる愛」の証明↓ https://kakuyomu.jp/works/1177354054889260514 前回のブログ記事( http://nakumelo.hatenablog.com/entry/2019/0…

ルイジ・ルキーニと月城かなとのグランデ・アモーレ

「『あーーしんどい、死んじゃう~』って愚痴った途端、めちゃくちゃキメ顔で『死ねばいいッ!!』て言ってくる子がいたらその子はヅカヲタ」 こんなあるあるがあるほど、宝塚では超メジャー級大作のミュージカル「エリザベート」。 私もぼんやりした予備知識こ…

佐藤太一郎企画「子育て支援公演」レポ

以前このブログでもレポした、佐藤太一郎企画のなかでもかなりの人気作である、キングコング西野氏原作の「グッド・コマーシャル」(そのときの記事がこちらから→http://nakumelo.hatenablog.com/entry/2017/12/17/132634) この作品が2019年1月末に西梅田劇…

他の名で呼ばれようと、薔薇の花の芳しい香りは変わらない

【内場勝則と辻本茂雄が吉本新喜劇座長を勇退。60周年に向けて新体制へ】 ついにこの日が来てしまいましたね。ファンになった日から、覚悟はしていたのですが。 「この人がトップに君臨する姿は、そう長くは見られない。関東で生まれ育った私は知るのが遅す…

きょうと新喜劇9 レポ⑤

幸恵を人質に取られ、まず最初に動いたのが信乃助。 佐藤 「おいッ!!下手に動くとこの女殺すぞッ!!」信乃助 「待たんかいゴラァ!!!」佐藤 「ああ゙ッ!?」信乃助 「(片手にガラケーを持って)後でかけ直すッ!!」佐藤 「今!?今出るなよ!!(゚皿゚)」信乃助 「ポケットでブルブル…

きょうと新喜劇9 レポ④

お正月シーズンということもあり、芸妓・展奴となったノブヨシは毎日毎日宴会だのお座敷だので大忙し。相変わらず好き勝手やりたい放題言いたい放題でしたが、これがかえって好評のようでした。 ケンミンショー的なご当地あるあるネタで「京都人はお公家文化…

きょうと新喜劇9 レポ③

絶対に負けられない闘い……ならぬ接待がついに開始。 まずはお酒を社長と秘書高井に注いで、乾杯。すると早速やらかす展奴。なんとそのままお猪口ラッパ飲み。ざわつきますが里見社長は「いい呑みっぷりだ!!」とご機嫌。セーフ! 舞妓さんといえばお座敷遊…

きょうと新喜劇9 レポ②

幸恵が直子と実家に帰ってしまい数日後。ノブヨシは二人とは一向に連絡が取れないままでいました。 そうこうしているうちに、安尾夫妻がNGK食品社長を接待する日に。天気もいいので外で野立形式で行うことになりました。しょんぼりするノブヨシをよそに、せ…

きょうと新喜劇9 レポ①

2019年初の現場は祇園花月の森にぃプレゼンツ「きょうと新喜劇9」!!! 舞台は祇園のどこかにあるとある緑豊かな公園、その敷地内にある「カフェ祇園」。ここでは店主のノブヨシが妻の幸恵と娘の直子と共に暮らしながらマスターとして切り盛りしているので…

東京グランド花月と吉本坂46イベントをハシゴした話

年末も押し迫った12月26日、私は銀座ブロッサムで開催された「東京グランド花月」を観劇していました。 ここでの新喜劇では「茂造のクリスマス」という1日日付間違えたんじゃないの?と首をかしげたくなるようなタイトル。しかしそこは我らが茂造、赤と緑の…