nakumelo’s blog

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茂造の覚悟!レポ②

あるときアカリの体育祭の話題になり、茂造のスマホの着メロに合わせて踊ってもらうことに。曲はドリカムの「大阪LOVERS」。

するとその場にいたタツヤが突如頭を抱えて過呼吸に。

この状況になるのは、恐らく失われた記憶が関係しているのではないかというのが、かかり付けの北代医師(きたぽよさん)の診断。


「そういった手がかりによって記憶を取り戻す可能性は大いにあります。しかしその反面、ここ一年間の新しい記憶は消えてしまう恐れもあるんです。脳がどう作用するかは、そのときになるまでわからないんですよね……」


タツヤに想いを寄せるチヅルはこれを聞き顔面蒼白。もし過去の記憶を思い出したらその代償に自分のことも忘れてしまうかもしれない……無理に思い出す必要はない!と強く主張するチヅル。


そんなときやって来た、ある一組の夫婦と娘、そしてその娘の見合い相手。メグミ(幸恵ちゃん)というその娘は、常に上の空で元気のない様子で、この見合いにも乗り気でないというかもはや興味もないのは一目瞭然。


落ち着いたため再び仕事に戻るタツヤ。従業員としてお茶を運びにロビーへやって来ると、メグミとその両親は驚愕。




タツヤさん……!!どうして!?どうしていなくなってしまったの!?ここでなにしてるの!?」




メグミが言うにはこのタツヤは彼女の元婚約者で、一年前、結婚式を挙げる直前に突如音信不通になってしまったというのです。原因不明のその失恋にメグミはこの一年ですっかり塞ぎこみがちになり、それを心配した両親が今回のお見合いをセッティングしたのでした。


大事な娘の笑顔を奪った男、ということで、メグミの両親(手島さん・金澤さん)からのタツヤの印象は最悪。


そしてみんなして気持ちが高まってしまったのでしょう……私がここ一ヶ月見てきたような世界が繰り広げられます。


メグミ
「♪タツヤさ~ん どうして~ 私の前からいなくなったの~」

メグミ母
「♪どうして~」

タツ
「♪思い出せないんです~」

茂造
「♪待て、待て~」



見事に全員ミュージカル調に……!!


リョウタ
「♪一体どうしたらいいんだ~」←何気に一番美声

全員
「………」

リョウタ
「いや歌えよ(゚ヽ゚)俺めちゃめちゃ恥ずかしいじゃねぇか」



まだタツヤを諦めきれていないメグミ。タツヤと離れたくないチヅル。そして未だ何も思い出せないままのタツヤ。


一体どうするのがいちばんいいのだろうと悩む茂造たち。


ひとまず仕事に戻ろう、というときやって来たのはリョウタたちと顔見知りのオオクマ刑事(要冷蔵さん)。


「本日オクムラが仮出所してきます。ここに挨拶に来ると思うので、一足先に声をかけておこうと」

「えっ、コウスケが…!?」


顔色が変わるアサノ夫妻。すると鞄からおもむろに大量の手紙を出す茂造。それはまさに現在服役中の「オクムラ コウスケ」という人物から送られたものでした。なぜか手紙はどれも茂造が回収していたのでした。缶と同じようにあれこれ収集する癖があるのかも……


コウスケはリョウタの親友で、ナオコの元恋人。元ヤクザで出世と引き替えに組同士の抗争の全責任を背負う形で逮捕・服役しており、14年の年月が過ぎていました。


実はコウスケは未だナオコは独身で自分を待っていると信じきっているため、まさか親友のリョウタと結婚し子供もいるなんて夢にも思っていないのです。茂造が隠し持っていた最新の手紙によれば、「刑務所を出たらまずは真っ先にリョウタとナオコに会いに行く」と書いてありました。

どうしよう……と顔を見合わせる夫婦。面白そうな顔でニヤニヤ笑って見ている茂造。嫌な予感……


そしてやって来る、作業着姿の眼光の鋭い男性・カタオカ コウスケ(吉田佳さん)。あくまでも仮出所なので問題を起こせばすぐにまた刑務所へ戻されるぞ!とオオクマに釘を刺されます。


出世を約束していた組も既に解散され、行く宛のないコウスケはあさの旅館で働きたいと頼んできます。戸惑いながらも快く了承するリョウタ。そしてその隣でうつむくナオコを見つけて笑顔で声をかけるコウヘイ。


「ナオコ、待たせたな!」

「………」

「これからは一緒にいられるぞ!」


それを傍で聞いた茂造は「もう別の人と一緒なのにね……」とニタニタ笑っている有り様。生きた心地のしないアサノ夫妻。


そしてタイミング悪く事情の知らないキャンディがナオコを「おかみさん」と呼び、さらに立て続けにアカリがリョウタを「お父さん」と呼んだため、さすがにこれはおかしいと気づくコウスケ。そしてとどめに茂造があの悪い癖で「リョウタさんとナオコさんは夫婦」とでかい声の一人言を!!


鬼の形相で怒り狂うコウスケ。しかし行く宛もないため、仕方なくこの旅館で働くことに。渋々ながらも体力があり、旅館の料理に出す魚を仕入れるような力仕事ではよく活躍するようになります。


そんななか、アカリにはこのコウスケの存在を珍しく感じたのか、妙に懐くようになります。
コウスケもまた、無垢な少女の好意を、無下には出来ないでいました。


「ねぇオクムラさん、よかったら今度体育祭に来てよ!」

「体育祭?」

「お父さんとお母さんはいっつも仕事で来れないんだもん……ねえお願い!ね?」

「……お父さんが、いいって言ったらな」

「やったぁ!!」


喜ぶアカリに、めんどくさそうでもまんざらでもなさそうなコウスケ。複雑そうな顔のリョウタとナオコ。



「アッ,これエリザベートで見たやつだ……トートがシシィ好きになっちゃったやつと同じだ。冷酷な男がひとりの純粋な少女に心が揺さぶられるアレだ(゚ヽ゚*)」とこのあたりはホクホクしながら見ておりました。


一方、タツヤを諦められないメグミは、あることを実行しようとしていました。