nakumelo’s blog

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佐藤太一郎企画その19「風のピンチヒッター’17」レポ②


  台風5号の進路並みのチンタラ更新でごめんなさい。「風ピン」レポ続きです!


   スパルタかつ極端なまで成績主義な典型的教育ママの母親と、その母親の要求にすんなり応えて国立大にまで進んだ兄たちを持つトシミツ。実は彼はスポーツだけではなく学業も優秀な一高を受験したものの不合格。二次募集のあったこの三高へ入学したのでした。
  男勝りなサカモトですらドン引きするほどの強烈お母さんには頭が上がらず、しかも「期待に添えなかった」という落ち目があるため、いつものように論理的思考を駆使した達者な話術も使えず、命令に従い部活には寄らず塾通いをするようになるトシミツ。しかし、同じ優等生仲間で、おかっぱと眼鏡がキュートなヨシダ(四方花菜さん)がなにかとサポートをしてくれるおかげで、塾と偽って家を出て練習に参加することが出来ます。やっていくうちに、自分は自覚しているよりずっと野球が好きなんだと気づくトシミツ。このままごまかし逃げるのではなく、きちんと気持ちを伝えようと決意します。

  
  別の形で、親の大きな負の影響を受けているのがサイゴウ。実は彼の見事なナイフ投げのセンスのよさは、かつてプロ野球選手だった父親から受け継いだもの。
  父親も野球も大好きだったサイゴウを大きく変えたのは、父親に突如浮上した「八百長疑惑」。身に覚えのないその疑惑を晴らそうと父は懸命に訴えましたが、球界を追放され、マスコミから執拗に責められ、世間から叩かれ……ついに耐えきれず自ら命を絶ってしまったのでした。
  父を追い詰めた世間にも野球にも憎悪を抱き、すっかりやさぐれてしまったサイゴウでしたが、サカモトの言葉がずっと頭から離れずにいて……

 
   そして実は三高野球部には、サイゴウのようにプロ野球選手を父に持つ部員がいました。それがミナミです。
  とはいえ花形スター選手だったサイゴウの父とは違い、阪神の二軍選手だったミナミの父。しかもその後自由契約となり、この度近鉄の選手となったのでした(ミナミの転校もこのことに合わせて行われた)。
  余談ですが野球にも地理にも疎い私は長らく阪神が大阪拠点の野球団だと思っていましたが、兵庫の甲子園が本拠地なんですよね。
 
  ミナミの父はこの移籍をきっかけに、引退をすることを決意。その引退試合は息子のミナミはもちろん、キタカゼと彼に誘われたイサムも観戦。ミナミの父は最後の最後、ピンチランナーとしての出場。決して目立つポジションではないけれど、全力で走りきるその姿に、息子のミナミは父を誇らしく思うのでした。運動が苦手で気も弱く、幼い頃からいじめられ続けたミナミですが、その度にお父さんがキャッチボールをしてくれて、心が晴れ、野球が大好きになったのです。

   ミナミの父のことはキタカゼも注目しており、特に全力疾走ぶりは「ああいう野球の仕方もあるんやなって教えてくれた!すごくかっこよかった!」と絶賛するほど。
 
他にもメンバーにちょくちょくアドバイスをくれるのに、一切入部の気配がないキタカゼ。実は前の学校で、試合中に投げた球が相手選手の目元に当たるデッドボールが発生。相手は目に大怪我を負い、失明こそ免れたものの、また野球ができるほど視力が回復する可能性は低く、そのことに罪悪感を抱いたキタカゼは自分自身がプレイすることを遠ざけていました。野球が好きでやりたいという気持ちを、自ら押さえつけていたのです。


  そんなこんなで、いよいよ甲子園に向けた地区予選が始まることに。しかし神のいたずらなのか、なんと初戦が因縁の星上!!!絶対勝てるわけないと落ち込む三高野球部員。やってみなけりゃわからんだろうとサカモトが檄を飛ばしますが、それでもすでに漂う敗北ムード……

  そのとき、キャプテンのイサムがこんな提案をします。


  「ワシらが星上に勝つのは奇跡でも起きん限り無理かもしれん……それでも……せめて、一点。一点、相手から取ってみんか?いくら弱小へなちょこ野球部って言われても、それぐらいなら、できるかもしれんやろ!?このまま終るんは、悔しいんや!!」


  イサムの言葉に、うつむいていた部員たちも希望を見出だします。せめてストレート負けを避けるのなら、たった一点でも、あの星上から奪えたら……どんなに痛快か!

  トシミツは母に初めて反抗し「次の期末で学年一位を取ったら部活をやらせてくれ!!」と懇願。サイゴウは正式に入部し、早くもその驚異のスピードと命中率の投げっぷりを発揮。さらに、ずっと野球を遠ざけていたキタカゼは、ミナミの提案により「ピンチヒッター」として加わることに!!

奇跡の一点獲得に向け、それぞれ動き出します!!