nakumelo’s blog

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JOY!JOY!エンタメ新喜劇レポ&感想

今年から新喜劇の座員さんとして活動している水玉れっぷう隊・アキさん。 黄色のイメージカラーとパワフルダンス、そして茂造がどんなアホなことをやって「すいませぇぇん‼」と勢いよく謝れば「いーよぉー」という独特なあの言い回しですべてを許してしまうお人好しキャラで一気に大ブレイクしました。これからの新喜劇を担うであろういい味出してる若手座員7名「七味隊」にも選抜されました。
  そんなアキさんが主催の「JOY!JOY!エンタメ新喜劇」が11月15日に開催され、行って参りました。この新喜劇、なんと脇を固めるメンバーとして茂しゃん・内場さんの二座長、あき恵ママに由美さんというベテラン女優・同じく「七味隊」として選抜されたゆたかさん・真也さん・藍ちゃんという豪華すぎるメンバーが当初から発表されており、アキさん個人の人気も合わさってあっという間に全席完売&立ち見が出るほどでした!!

  まず真也さんと太一郎さんが前説として出てきて、会場をあっためてくれました。このとき「関西以外の遠い地域からいらした方います?」と呼び掛けがあって、茨城出身の私も最初こそ元気よく挙手してましたが、北海道とアメリカ(前日に帰国されたばかりとのこと!!)からという方が出てきてしまい、静かに手を下ろしました(笑)

  幕が開くと舞台は一の介和尚のお寺兼身寄りのない子供たちを引き取る施設。そこに、なぜかお揃いの色違いの衣装で「怪盗少女」を踊る女性4人組の「よしもとクローバーZ」と彼女たちを応援するヲタク集団。そこに襖が開いて勢い良く飛び出してきたのは、三角巾と黄色の花柄ワンピースが良く似合うアキコさん!!!このときの歓声はものすごかったです。あちこちから「キャーーー!!」て声があがってました。
  そしてよしクロといっしょにキレッキレダンスを披露するアキコさんですが、これは実はアキコさんの夢の中の出来事。アキコさんは本当はお寺で家政婦をしながら一の介和尚・森田さん・  高井さんたちと子供たちを世話しているのです。
その子供たちのひとりにシュンという男の子がいるのですが、気弱な性格なためよくいじめられているので、アキコさんは「いじめられたらいじめかえしてやったらええんや!!男の子は強くないとあかん!!」と喝を入れます。

  赴任の挨拶に来た警官の伊賀さんによれば、最近このお寺周辺には、リゾート施設が建てられる関係で、土地を買おうと悪質な手口を使う業者が出回ってるから気を付けてとのこと。見回りに来た証として、警官帽を被ったかわいいクマのぬいぐるみを置いていきました。
その直後から早速交渉にやってくるリゾート関係者(太一郎さん・もりすけさん・藍ちゃん)やら不動産屋(由美さん・ゆたかさん・真也さん)。土地を売る気はないとアキコさんが断ると、どちらも態度を豹変させて脅しをかけてきます。
  不動産屋のチームでは途中「次期社長も来てるんだ!!」と、雰囲気にそぐわないやたら明るい出囃子が流れたと思ったら、なんと内場さんがアホボンの格好で登場!!久々の登場に客席から「あほぼーーん!!」と掛け声がかけられ、しばらくアホボンが客席をキョロキョロ見回していました(笑)
  一億兆万円という小学生が一度は使いそうなバカな単位を吹っ掛けてみたり、蝶ネクタイで声のボリューム調節したり、独特の「ここにあるとなくさない」というポーチの持ち方をレクチャーしたり、そのポーチを奪われるとぐったりしてしまうくだりなど、お馴染みの流れは一通り見れました。
  
そんなぶっ飛んだ連中をなんとか追い払ったあともさらにトラブルは続きます。なんと施設に住む青年のひとりが悪徳金融にお金を借りていて、借金取りたちが乗り込んできたのです!そのうちの一人が青のスーツの平山さん、もう一人が赤のスーツのタックルさん……とくれば、残るはあのお方!!そう、白と黒のアーガイルチェックのスーツに身を包んだ、茂しゃん兄貴です!!!これまたキャーキャーものすごい歓声で迎えられ、私は相変わらずひとり呼吸困難になりかけてました(笑)  おなじみローテーショントークでくるっと回るときには「フゥーー♪」と叫び声があがるほど大人気です!!
  ところで、タックルさんはローテーショントリオに初参加だったのですが、緊張していたのかミュージカルトークの「♪あーあー さっさと出したほうがお前のためやーでー」の振りと歌い方がぎこちなかさすぎて茂しゃん兄貴に頭ひっぱたかれて「もう一回やるぞー!!」てやり直しさせられてましたwww  また、平山さんはかなり久々に歌舞伎トークで宙返りを披露したのですが、やはり年齢的な問題か3回目辺りからもうヘトヘトになっていて「昔は20回ぐらいグルグル回れたやないかぁー!」て茂しゃん兄貴にこれまたツッコまれてました。さらに借用書を出すときには勢いよく広げすぎて真っ二つに破けて一瞬空気が固まりましたが、「せ、セロテープでとめとけばいけるだろ」て茂しゃん兄貴がフォローしてました(笑)
  アキコさんや高井さん森田さんには凄んで脅しをかけていた茂しゃん兄貴ですが、それを怯えて見ていたシュンには優しく話しかけます。
「怯えなくてええで」と声をかける茂しゃん兄貴にシュンが頷くと「そうか……わかってくれたなら……“いーよぉー”」とどこかで聞いたことあるあのワードを口にします。これが後にシュンに大きく影響していくのです。

  その直後、一の介和尚が新しく施設で暮らすことになるカズヒサ(大島さん)を連れてきます。カズヒサの腕には大きな傷があるのですが、それを見た瞬間青ざめて動揺するアキコさん。実はアキコさんにはかつて生き別れた息子がいて、その息子にも腕に大きな傷があったとのこと。その後高井さん森田さんの調べでアキコさん手作りのお守りをカズヒサが所持していることが判明し、間違いなく二人は親子だという事実が確定しました。
やっと出会えたんだからきちんと名乗り出るべきだと勧められたアキコさんですが、今更母親と名乗る資格はないとパニックのあまり逃げ出し、行方をくらませてしまうのでした。


アキコさんがいない数日の間に、シュンは茂しゃん兄貴の影響で大きく変わっていました。ずっといじめられていたやたらダンスの上手い子供たちと仲直りをし、共にダンスを楽しむようになりました。さらに、新しい夢も生まれました。その夢の姿を絵に描いて和尚たちに見せるのですが、黄色のスーツにオールバックにちょび髭のどこかで見たことあるビジュアルのチンピラが……シュンの夢は茂しゃん兄貴のような「強くて優しい借金取り」なのです。
  と、ここで舞台が暗転し、シュンの空想シーンへ。お寺の襖からシルエットが浮かび上がり、襖が開くとシュンの絵がそのまま具現化した黄色スーツヤクザのアキさん登場!!「早く金返さんかいゴラァーー!!」と怒鳴り散らすとどこからか「すいませぇぇん」という声が聞こえ、そのとたん顔をふにゃっと歪ませて本家の「いーよぉー」を披露。「いつだっていーよぉー。謝ってくれたからいーよぉー」とかなり優しい借金取りです(笑)

「俺は強いっていったらやっぱしサムライかなー」という森田さん。また舞台が暗転し、空想の世界へ。ここでは黄色スーツアキさんが両手に刀を持ち、先程ローテーショントリオで活躍した平山さんタックルさんのチャンバラJAPANとゆたかさんや真也さん、太一郎さんもりすけさん藍ちゃんも加わって殺陣を披露!!アキさんはかつてはスタントマンもしていたということもあり、刀さばきも抜群です!!
ただ、そこは新喜劇ということで、真也さんはギターを真っ二つに切られ、ゆたかさんはスーツが切られて上半身裸になったところに刀で乳首をいじくられてスローモーションでドリルをやったり、藍ちゃんのお腹は何度やっても刀をバウンドで弾き返したり、もりすけさんはカツラを切られてハゲになったり笑いの要素も満載でした(笑)

   そんなことをしているうちにリゾート関係者と不動産屋、借金取りがいっぺんに押し掛けてきて、またピンチに陥ります。しかしそこへ警官伊賀さんが登場し、実は置いていったクマのぬいぐるみにはカメラが内蔵されていて、その証拠はすべて録画されていると一網打尽にしようとします。するとそこへ行方不明だったアキコさんが井戸の中から現れ、「サッと謝っちゃいな。謝ればほらだいじょうぶだから」とけしかけ、悪役全員が「すいません」と言うと「いーよぉー」とあっさり許し、逃がしてしまいました。
  アキコさんはカズヒサといっしょにいる資格はないから、家政婦を辞めてここを去ると言い出します。しかしそれを聞いて飛び出してくるカズヒサ。なんで俺を捨てたんだ?という問いに、涙ながらに過去を語るアキコさん。夫を早くに亡くし、生活苦で借金もあるうえに、病気になったカズヒサを病院へ連れていく途中で事故に遭い、自身も重傷を負ったため入院しなければならず、やむを得ずまだ幼いカズヒサを施設に預けたのでした。このときの事故でついたのが、カズヒサの腕の傷だったのです。アキコさんはずっとその罪悪感を抱えながら生きてきたのでした。
  そんなアキコさんに対しカズヒサは「ほんとうに申し訳なく思ってるなら、これ以上どこかにいって俺から離れないでくれよ!!」と叫び、母親を許すのでした。

   問題がすべて解決したお祝いに、施設に住む青年の役だったダンサーさんたちがかっこいいヒップホップダンスを披露しました。途中、ずっと無口でダンスも座って見ていた白い服の男性が、音楽がクラシック調に変わりアキコさんに魔法の粉をかけられた途端、美しいグランジュテとピルエットを披露!!この方はバレエダンサーだったようです。生のバレエを見るのは初めてでしたが、ひとつひとつの動きがしなやかかつ軽やかでとっても綺麗でした。

  アキさん曰く、この「いーよぉー」のギャグは、茂造との舞台上でのやりとりで偶然生まれたものなのですが、「わざとではなく失敗してしまったり迷惑をかけてしまい、それを相手が謝ってきてくれたら、それはきっとすごく勇気を出して言ってくれたことだから、『いーよぉー』って寛大に許してあげたい。そこからまた新しい自分が始まり、次に進めると思うから」という願いも込められていると先月ツイートされており、まさにその願いが根本にあるようなお話でした。
  エンタメ、ということで新喜劇だけでなくダンスや殺陣などド派手な演出で興奮もさせてくれました。また今回この公演に来ていたお客さんは新喜劇ファンのなかでも毎回放送チェックや観劇を重ねているような濃い層が多いのか、かなりノリがよく、全体的に「きたきたきたーーあのネタ!!」みたいな一体感もあってそれもまた本公演とは違った楽しさかなとも思えました。

  アキさんの人気はすさまじく、このエンタメ新喜劇はすでに2月の次回公演が決まっているのですが、公演終了後のアキさんご自身による手売りが一階から二階へ繋がる階段まで行列が出来ていました‼ あれなら次回も満員御礼でしょうね (゚ヽ゚)スゴイ

  アキさん、これからもどんどん活躍して輝きまくって、“いーよぉー”♪

 
 


    

朝ドラ俳優!!

我らが茂しゃんこと辻本茂雄新喜劇座長が、NHKの「あさが来た」に、山崎平十郎役でレギュラーとして出演が決定しました!!

なんと‼朝ドラ俳優に‼なるんです‼


うれしすぎる!!


それも、実在した人物がモデルで、主人公のビジネスパートナーとなっていく重要な役だそうです!!
元大蔵省のお役人で、ドイツへの留学経験もある、寡黙なエリートキャラ!!普段の茂しゃんの新喜劇での茂造でのキャラとは正反対!!楽しみすぎる!!!

このお知らせを見たとき、いつものくせでなんとなーくTwitterで「辻本茂雄」と検索したら、NHK大阪放送局の公式アカウントからのキャスト追加発表のツイートがポンッと出てきて、その瞬間、自室で「ウギャァァァァ」て叫んで泣いてしまいました!!うれしすぎて!!人って怖いときやしんどいときだけじゃなく突然の予想以上の幸福が訪れたときも泣き叫ぶんだということを身をもって知りました。

芸人さん、ということでシリアスなお芝居が出来るの?ということを疑問視されてるところもあるようですが、「美しき謎」や「つじたく」でも見せてくれたような重厚な演技をきっと茂しゃんは見せてくれると信じています。
それに、クールで知的な役をやり込めばやり込むほど、新喜劇での茂造のハチャメチャぶりとのギャップにますます旨味が増すと思ってますので(笑)

新喜劇座長ということで関西他西日本では絶大な人気と知名度を誇る茂しゃんですが、関東ではMXでの新喜劇放送やNHKの笑百科での出演があるといえ、ほんとに悲しいぐらい知名度が低いんです。
だからこれの朝ドラ出演が「あの平十郎役の役者さんいいよね!!辻本さんって新喜劇の座長らしいから、見てみようかな?」ていうきっかけにもなってくれたらなーなんて思ってます。

平十郎の出番は年明けからのようですが、今からとても楽しみです!!新喜劇との両立は大変だと思いますが、がんばってほしいです!!応援してます!!



近況報告

  こんにちは。なくです。最近アクセス数がいい感じの数字を叩き出しててありがたいです。でも大した更新もしてないのにここまでアクセスがあるとなにか問題でもあったのかと不安になります。どうかくそつまらなくても誹謗中傷だけはご勘弁くだせぇ。
 
さて、私の近況報告をいくつかさせていただきたいと思います。
 
  【車を買いました】
  自信をつける第一歩として「脱・ペーパードライバー」を目標に掲げ、九月中旬から自分専用の車を買いました。某D社のミラちゃんです。奇跡的に中古の乗り出し30万という破格で出会えました。
これまでは両親が使っていた、車検を通ってきたのが奇跡で今年でついに廃車にすると決めたほどのオンボロ車しか知らなかった私にとってはミラちゃんは軽くて素直で運転しやすいとっても優秀でいい子です。
ここのところ毎晩(昼は交通量が多いので少ない夜にやってる)母親を教官がわりに家と職場の往復の道の運転&駐車の練習をしています。一ヶ月ほど続けていますが、めちゃくちゃ調子のいい日もあれば「あ、またここで失敗した」という日もあります。母は誉めるところはきちんと誉めてくれるんですがダメなときはこれでもかとダメ出ししてくるんで結構グサグサきます。安全のためとはわかっているんですがね……
  幸い急いで習得しなくてはいけない技術ではないので、長い目で毎日少しずつ練習して、年明けにでも通勤が出来るようになったらいいな、と思ってます。

【歯根膜炎治療】
  TN歯科にお世話になり、おかげさまで治療は順調で、次回はいよいよ歯に詰め物をしていくことになります。
  このTN歯科で、私が高校~短大時代にしていた某ハンバーガーチェーンで共に雨風に耐えながら土日のドライブスルーの注文とってた(あまりに混むからマイク一本じゃ足りなくてタブレット的な機械を使って数人で注文取るのです)後輩ちゃんが歯科助手として働いていて、あちらから声をかけてくれました。
TN歯科は先生がテキパキハキハキしているぶん、歯科助手さんたちも同じぐらいの技量や機敏さ、正確さが求められており、たまにそれが出来ずに治療中の先生に叱られてる方もいます。でもこの後輩はバイト時代からハキハキしてたし頭の回転も早かったのできっとだいじょうぶだろうな、と思えました。
  そんな元後輩ちゃんに歯石を隅々まで取っていただくというあちらにとってはお仕事とはいえかなり申し訳ない羞恥プレイ的な治療のあとは、いよいよ長らく空きっぱなしだった前歯裏の穴に薬を詰め込んでふさいでもらうという段階に入りました。次はいよいよここに銀を詰めていく作業に入るそうです。
  ところで、歯に詰める物質のなかにはシリコン等もあって、歯医者さん側としては長い目で見るとこちらのほうがオススメとのことですが、保険適応外とのことで値段がびっくりするぐらい高かったです。あの金額が手元にあればジャニーズのライブも新曲3種発売もNGK祇園花月への遠征もどんとこい、なんならコレちょっと良さげなマンションの一ヶ月の家賃じゃん的なお値段ですよ。安月給のワシには無理です。

  【3ヶ月連続NGK
先月24・25日に舶来寄席観劇と観光を兼ねて大阪へ行きました。相変わらず地下鉄の駅内で迷いまくるわ、NGKの正面入り口をチャリンコで突っ切って突破しようとしたトンデモオヤジに出くわすわで冷や汗が出る場面もありましたが、ずっと行きたかったうどん屋さんに行けたり、大阪在住の友達が時間を作ってくれて会って案内をしてくれたり、楽しい時間を過ごせました。舶来寄席のチーム辻本公演自体は「恋と涙とコスプレ」のリメイクでしたが、普段チーム辻本にあまり出ない高井さんが出ていたり、こんにちは!のあほぼんが新名さんの代役で忠志さんだったりして、そういうメンバーチェンジでも変わってくる雰囲気などが味わえました。  大体話の流れはわかってるのに笑えてくるんだから新喜劇てやっぱしすごいです。最後は茂造の掛け声で「なんてこったパンナコッタ」を会場全体でコール。もうライブですね!
ちなみに仲直りのために一芝居うつ場面で、いちゃもんをつける客役をすることになる森田さんへ茂造が差し出すアイテムは、ガチで毎回違うしそのときにならないとわからないからドキドキすると、森田さんご本人からTwitterでお伺いしました(笑)
 
そしてこの記事を書いているのが10月6日なのですが、今日からNGKはチーム辻本公演週で、あと2日後には茂しゃんのお誕生日なのです。 
  そんなわけで気づいたら8日は本来出勤日だったのですが、同じ店のスタッフさんに頭を下げて出勤日と休みを交換してもらい、公演のチケットを取ってお宿を確保している自分が先月の時点でいました。私自分がこわい。
一日支配人でなかったのは残念でしたが、お手紙を書いて紅茶を一パックいっしょに入れておき、当日スタッフさんに渡そうと思ってます。お茶なら喉にもいいし最悪茂しゃんが飲まなくても他の座員さんやご家族に譲りやすいし。
 
  さらにさらに11月には水玉れっぷう隊アキさんプレゼンツの「joy!joy!エンタメ新喜劇」なるイベントが開催されることが決定し、こちらには茂しゃんだけでなく最年長座長の内場さんやアキさんを含めば若手座員から選抜された「神7」ならぬ「七味隊」の7人のうち4名が出演!まさに神メンバーによる絶対面白くなる予感大な公演‼
まだチケットは取れていませんが、たまたま仕事が休みであったのをいいことに、抽選に申し込みました。 繁華街なんばの日曜であるためか近隣のビジネスホテルはほとんど満室でなかなかお宿が取れず大変でしたが、少し離れた某APホテルの予約が無事とれました。私ここまでしちゃう自分がこわい。

さらにさらにさらに11月末~12月上旬は茂しゃんとプリンセス天功さんとのコラボ新喜劇が2週間近く行われることが舶来寄席でもらってきたチラシ(白黒コピーでいかにもやっつけでとりあえず作りました的なクオリティ)で判明し、たぶんこれ行っちゃうだろうなぁと思ってます。やっぱし私自分がこわい。

【仕事】
  車×歯の治療代×3ヶ月連続NGK遠征の三連コンボに加え、12月にはエイトのドームライブが始まります。もちろんこちらも支払いこそまだですが抽選申し込み済み。
  お金のことを考えると胃が痛くなりますが、だからこそ仕事を頑張ろうと思います。春頃のあの「はたらきたくない。仕事やめたい」が嘘のようにやる気に満ちています。
  幸い最近の人手不足のためか近隣店舗との掛け持ちを任されることがあり、それをこなせばもっと給料が上がるので積極的にオファーを受けるようにしています。先月も掛け持ちが4日間&記録的大雨により出勤出来なくなった遠方のスタッフさんのピンチヒッターとしての休日出勤もあり、かなりいいお給料がいただけました。
 
あとは夏頃に「絶対に関西で一人暮らしするんだ!」と息巻いて貯めていたそこそこの額の貯金もまだあるのが心の救いになっています。

あのとき私は早く一人前にならなきゃ、もっと好きなものの近くに行かなきゃと妙に焦っていましたが、茨城の片田舎でも出来ることはまだまだたくさんあるのだと気づきました。この際開き直って運転練習だの大阪遠征のときの送り迎えなど、親に甘えられるところは頼ってお願いしようと決めました。好きなことや見守ってくれる人があるからがんばれるんだなと、改めて気づかされたような気がします。

  そんなわけで楽しく元気に暮らしてます。NGKには明日仕事終わりに前のりします。 ごきげんよう( ω )ノ




 

歯根膜炎闘病記~疑惑、そして救済~

  やっと歯根膜炎という病名が判明し、諸悪の根元である膿を出していこう‼という作戦になりました。
  
  しかしこの「膿」ていうのが厄介で厄介で、ヨダレと血液と軟膏の悪いとこどりしたような独特の悪臭が漂うんです。それが前歯の真上にあるもんだから、ちょっと食事したりとか会話したりとかアクビしたり笑ったりとにかく口を動かすとダラーッと流れてくる。それが口の中なんだからその不快さたるや……
  寝ているときや仕事中も流れてきて、また寝不足の日が数日続きました。またタイミング悪くこの時期は他店舗との掛け持ちをしており、多忙&そのもうひとつの店には水道がない=膿が流れてきてもすぐにうがいが出来ないということで、疲労と不安でまたストレスが貯まっていきました。両親にはずいぶん心配をかけて時に八つ当たりもしてしまいました。
どうにか時間を見つけてKD歯科医に行き、日常生活や仕事に支障が出るから膿を出してくれませんか?と懇願するも、なんだか曖昧な態度を取られ、結局歯茎に一ヶ所穴を開けて、破裂跡と歯の裏の穴と合わせて出していこう、ある程度出たらまた来てねと言われ、抗生物質とお馴染みのロキソニンを渡されました。

  内科のお医者さんで貰った薬はボルタレン以外にも複数あり、効き目は抜群でしたが、その中には「音が半音低く聞こえるようになる」という副作用のあるものもあり、長い間の摂取は不安だったので、このタイミングでKD歯科で渡されたロキソニン抗生物質に切り替えました。さすがに膿が出ている今ならもうこの薬でもだいじょうぶだろうと一度は信じてみることにしたのです。
 
  しかしそれは見事に裏切られました。  再びあのしびれるような、そして時に電撃の走るような、あの激痛が、今度は奥歯へ関連痛となって発生したのです。さらに抗生物質を飲んでるのに、やはり膿は時間も場所も問わずに出てきて、うがいを一日数十回行い、ティッシュが手放せなくなりました。ゴールに近づいたと思ったのに振り出しに戻されてしまった。そんな絶望を味わいました。

  ここでついにKD歯科への不信感がむくむくと沸いてきました。痛み止めの薬が効かないことも話したのにちゃんと聞いてなかったのかまたロキソニンを出してきたこと、いつもほんの短時間しか診てくれないこと、説明が曖昧なこと、やたら「様子見」の期間が長いこと……遡れば初期のあの糸切り歯の痛みの段階でレントゲンでも撮ってくれてたら、また違っていたかもしれないのに、「虫歯もないし治療でいじったわけでもないから」とそれすらしてくれなかったこと。なんだかまた行っても効果があるんだかないんだかわからない治療と薬の支給をされ、時間とお金を無駄にするんじゃなかろうか……

  最初の痛み発生から二週間ほど経った日に、ついに思いきってセカンドオピニオンで少し遠いTN歯科(仮名)へお世話になるのことにしました。 そこは私のいとこも通っており、その様子を聞くと好印象なので、母に付き添ってもらい行ってみることに。
  朝の9時半すぎで既に数名の患者さんがおり、先生と歯科助手の方、そして看護士さんたちが世話しなく動き回ったり大声で声を掛け合ったりしていました。歯医者というとクラシックとかオルゴール調の曲がゆったり流れていてわりと静かなイメージですが、なんだかTN歯科は昼時のラーメン屋みたいな活気がありました。
  初診ということで色々とアンケートを書いたり看護士さんへ状況を話したあと、手の開いた先生が来てくれました。そして、「ずいぶん我慢して、大変だったね。でもここではしっかり検査して説明しながら治療をしていくから安心してね」「お母さんだってこんなの見てたら心配しちゃうよね」と私と母に労いの言葉をかけていただき、まずもうそれだけでずいぶん救われた気がしました。やっぱし心のどこかで「私の我慢が足りないだけなのか」とか思ってしまっていたので。 待っているときにチラッと様子を見ていましたが、患者さんやスタッフヘの「声かけ」を頻繁にされている方で、特に患者さんには「あとこことここを治せば痛くなくなるからね‼だいじょうぶだよー!」とポジティブな声かけをしているのが印象的でした。でもほんとそれだけでもすごく安心出来ます。
 
  そしてここで衝撃的な事実を告げられます。現在服用中の薬を知りたい、とのことでお薬手帳でKD歯科医から支給された抗生物質のページを見せました。そしてそれを見てコンマ数秒で先生が放った一言。


「あぁ!これだと全然効かねぇわ‼このあとうちで別のお薬出しますんで、もうこれ飲まないでください。」


    KD歯科が私にとってはヤブだという疑惑が確信へ変わった瞬間でした。


  私、効果のない薬にお金払って、それを毎食後忘れず飲んで、効かなくてイライラして……ていうお金と時間をダブルで無駄にしていたんですね……ということは正しいお薬を出すための診察も、やはり間違っていたということで……何やってんだよKD歯科!!!

  そしてTN歯科では先生だけではなく歯科助手の方がほとんど付きっきりで簡単な処置や検査、そして説明間までしてくれました。この「説明」が「今のなくさんの歯と歯茎はこんな状態でこう悪くて、だからこういう治療をしていく」「おうちで出来る改善方法はこれとこれとこれ」みたいに具体例を出してくれたことが、当たり前のこととはいえほんとにわかりやすくてありがたかったです。

  膿はすぐには出しては貰えませんでしたが、代わりに新しい抗生物質と、「痛くなったときだけ飲むように」と、以前内科でいただいた救世主ボルタレンを何錠かいただき、今度はどんな治療をするかの説明を聞き、次回予約をして帰宅。
 
  不思議なもので心が落ち着くと痛みも少し和らぐ気がしました。内科のお医者さんでもそうだったのですが、プロの立場の人に「自分の話を聞いてもらえて理解してもらえた」「的確なアドバイスをもらえた」というのはすごく安心材料になって、それだけでもかなり負担も不安も軽くなるんだなぁということがわかりました。確かなんかこういうの心理学用語でもありましたよね。
 
  もしかしたらKD歯科とTN歯科は技術だけ見ればさほど変わりなく、KD歯科も、今後もう行くつもりはないので真意はわかりませんが、次に訪れたとき第二段階の治療をするつもりでいたのかもしれません。  それでもTN歯科との圧倒的な差はやはり患者に対する「聞く・見る力」と「伝える力」でした。
今後どうするかも説明は特になかったし、挙げ句効果のない薬を支給というのは言い替えればきちんと私の歯や歯茎の状態だのカルテだのレントゲン写真だのを見てないし、たぶん私の訴えも大して聞いてなかったんじゃないか、そう思ってしまうのです。
  あと先生がきちんと見聞きして伝えてくれる病院ていうのは、看護士さんやスタッフさんも同じように対応してくれるんだなってのもわかりました。TN歯科はもちろん、最初に歯根膜炎の可能性を教えてくれた内科の先生のところも、やはしスタッフさんが最初にしっかり話を聞いてくれましたし、全体的に感じがよかったです。逆に言えばKD歯科はいつも電話予約のときに受付の看護士さんが「もう少し声張れません?」てぐらいボソボソ話してたし、なんだか返事も「あっ、はい…」みたいな曖昧な感じが多かったです。そう考えると受付で冷たく門前払いくらったあの外観のゴージャスな病院なんて受付スタッフであの対応の悪さならお医者さんはもっともっとキツい対応されたんじゃなかろうか。そう思うとゾッとします。
  お金の問題だけでなく、病気の時ってほんとに不安で実質的な痛みだけでなく精神的にもかなりダメージを受けている状態なので、その不安を聞いてどうすればいいかを教えてくれるだけでずいぶん負担が軽くなるんだということを身をもって知りました。

  今回の件で、通院・治療中少しでも疑問を感じたら早めのセカンドオピニオンを実行した方がいいこと、そして「いいお医者さん」の基準は技術だけでなく「よく話を聞いて、状態を見てくれること」「わかりやすく説明して伝えてくれること」が出来る人、ということを学びました。
 
  現在もまだ治療中ですが、今月末と来月と立て続けにNGKへ行けることになったので、思いっきり笑って美味しいものを食べれるように、しっかり治してもらおうと思います。



 
 

   

歯根膜炎闘病記~迷走~

  歯根膜炎を三叉神経痛と思い込み、ならば神経科及びペインクリニックで診てもらおうと思った私。しかしこの過程で、病院対応の現実を思い知らされることに。

  まず、地方ということもあるのか、ペインクリニックとか神経科というのがかなり少ない。あっても週一の午前中にだけ専門医が来てくれるとか、そんなもんなんです。あとは、そこへたどり着くまでには内科だの整形外科だので診てもらって紹介状を貰ってこないとダメとか、そんなんもザラでした。
   また、地元でも有名な、テレビドラマのロケでも使われたほどゴージャスな外観の病院にいたっては、「せめてまず内科で診てもらおう」と受付に行くと、仏頂面の受付嬢に「あっ、口内はうちでは診れませんねお帰りください」と門前払い。こんな素っ気ない対応あんのかよと悲しくなりました。
  ついには迷走しまくって「喉も診てくれるんだから口内もイケるんじゃないか」と思い耳鼻科にも行ったほどですが、やはり何もわからないままでした。

  今思うと「虫歯じゃない」という言葉に随分振り回され、さらに不安を解消しようと検索しまくったネットで、その膨大すぎる情報量でかえって不安が大きくなってしまった気がします。
  結局私のこの痛みはなんなんだろう。もう一生治らないんじゃないだろうか。そんな不安と絶望で余計に歯痛が激しくなっていました。夜中に痛みで飛び起きて眠れないという日々がこの頃しばらく続きました。

  結局これが「歯根膜炎」としっかりわかったのは、痛みが出て一週間ほどした日に、やはり職場からほど近い最近開業した内科のお医者さんでした。そこでひとまず痛みを解消するためにいただいたボルタレンという薬はかなりよく効いて、ひとまず痛みから解放されました。そしてこの日の夜には歯茎もぷっくり膨れたため、翌日久々に訪れたKD歯科医もやっと「あ、これやばい」と危機感を抱いてくれたのか、治療を開始してくれました。

  膿&ガス抜きを兼ねて前歯後ろに穴を一ヶ所開けて、ここから諸悪の根元である膿を出していこう!という作戦になりました。 膿は土曜の夜に「大倉くんと高橋くん」を聞いている途中で自然と破裂し、中からドロッドロの膿が溢れだしました。
  左の頬っぺたが人相が変わるほど腫れてしまったり、膿がふとした瞬間に流れたりとほんとうに過酷でしたが、それでも「もうすぐゴールだ!」と信じて耐えました。


  しかし、こんな希望は、すぐに打ち砕かれてしまうのでした。

  続きます……

歯根膜炎闘病記~発病~

  「歯根膜炎(しこんまくえん)」というのを、ご存じでしょうか。 

  歯の奥深くには「歯根膜」という繊維膜があり、歯の根本を支えています。ここに細菌が入って、やがてそれらが膿となり、炎症を起こします。歯も歯茎もめちゃめちゃ荒れます。  歯は食事をしようが喋ろうが黙ってようが常にしびれるようなジンジンした痛みが付きまとい、ひどいときには電撃のようなズキーーン!!!という激痛が走ります。よりによってこれが深夜の三時四時にきたら最悪です。痛すぎて朝まで眠れないのです。歯痛止めのメジャーブランドであるロキソニンはなんの役にも立ちません。
さらに歯茎にはその歯根膜から溢れだした膿が膨れだし、それが破裂するととにかく膿がダラダラと流れだし、その独特の悪臭に悩まされます。

  私は今でこそやっと歯根膜炎と診断され、その痛みを少しでも和らげるための薬(ボルタレン)や、膿をただ外へ出すだけでなく内側からも膿と細菌を消していく投薬治療が始まりましたが、それまでの約二週間ほどの道のりがほんとうに長く長く感じました。そしてその道のりの間で、「ほんとうにいい医者・病院」とはどんなものか、そしてそこにたどり着くまでにはどうしたらいいのかを、身をもって知りました。

  同じような症状に悩んでおられる方、また今後このような症状になられたときに参考にしていただけたら、幸いです。


   まず私の場合は、このとてつもない痛みが「歯根膜炎」というものだというところまでたどり着くのが大変でした。 
   確か24時間TVが放送される少し前、8月21日頃だったと思います。左上の糸切り歯がズキズキと痛みだしたのです。食事はおろかしゃべるだけでも痛い。でも確かここは虫歯じゃないはず……
  元々七月末から虫歯治療としてKD歯科(仮名)に通っていました。このKD歯科は私の職場であるクリーニング店と同じショッピングモール内にあり、仕事帰りに寄れるという点で三年前から利用してました。なので今回もとにかく診てもらおう‼ということでKD歯科へ駆け込んだのです。
  KD歯科医も「ここは虫歯治療してないとこだよねぇ?こないだしたのは前歯だもんねぇ?」と首をかしげて、とりあえず刺激が入らないようコーティングだけをして、ロキソニンを渡されました。今思うとこのときレントゲンでも撮っててくれたら、もっと早く治療に取りかかれてて、もっと早く治ったんじゃないかとも思います。

   24時間テレビもずっと歯痛の状態で見てました。このとき帰省していた弟がケンタッキーを奢ってくれたのですが、それも飲み込むように食べるため、なんとも味気ない感じがしました。 糸切り歯は先は尖っているので、痛みのない奥歯や右側で噛んでも、結局当たってしまうのです。

  やがてその痛みはふたつ隣の左上前歯にも来ました。実は本来の原因はこちらであり、糸切り歯の痛みはここから枝分かれして痛いと錯覚してしまう「関連痛」というやつだったことが、かなり後になってわかります。
虫歯ではない、しかもロキソニンすら効かないというその状態から、「もしかしてこれは歯じゃなくて神経の問題なのでは?」とまで思い詰めてしまい、ネット検索しまくったのです。しかしこれがかえって不安を煽ることに。
  そこでひとつの可能性として「三叉神経痛」というものが出てきました。これは顔面神経痛なのですが、「電流のような痛み」「顔の片側だけ痛む」「歯痛と勘違いされやすい」という三項目が妙に目立ち、すっかり疑心暗鬼になっていた私は「きっと私のこの痛みはこれのせいだ!」と信じきってしまいました。

  とりあえず神経科へいって診てもらおう‼と思い片っ端から病院を探し回るのですが、ここからまた、原因探しの遠回りな道のりが始まるのでした……

続きます‼

自信がほしい!

    もうお気づきかもしれませんけど私、かなりのクズなんです。

  勉強は、まぁコツコツがんばれば平均点は取れましたが、手先も人間関係も不器用で苦手がこれでもかとあります。祖父は手芸店を営んでいましだが家庭科は2を取ったことがあるほどだし、運動なんか壊滅的に出来ないです。

  就職は一応内定取れたは取れたんですがそこが「先輩とルームシェアしながらの社員寮」という条件が嫌で蹴り飛ばし、その後一ヶ月ニートやってなんとかパートという条件で今の仕事を見つけて気づけば5年も経ったわけですが。ほんとうにこのままでいいのかなーという思いは、ぼんやりと沸くようになっていました。
 
  そんな私だから、やっぱし茂しゃんは輝いて見えました。中学生の頃から夢見ていた競輪選手になるため、高校時代から強豪校でトレーニングを積み、キャプテンとして全国大会まで勝ち進み……故障で断念したあとも、新喜劇で座長さんにまで登り詰めて、あんなに人気者で、おもしろくて、そんでもって泣けちゃう演技も出来ちゃって……もうキラキラ輝きまくってて、圧倒的な存在感を放っていました。
 
そしてポンコツなアラサー女子は思うのです。私もあんな風に輝きたい‼と。

  何をしたらいいんだろう?と色々考えたら、考えがこんがらがって「新喜劇がいつでも見れるように関西で一人暮らしをしながら作家を目指す」というとてつもなく大きすぎる夢になってしまいました。
そしてこれを今月15日の夜に仕事のグチがてら親父に話してしまいました。何年かぶりにぶちギレられて説教くらいました。多くの人が里帰りで家族との団らんを過ごし、平和について感謝し考える日だったのに、我が家は荒れに荒れまくりました。
  このことはいつの間にか母親にも伝わりました。そして最終的に両親からは、
「一人暮らししたいとか自立したいて気持ちはわかるけど関西はやめろ。ここ(茨城県某市)からは遠すぎる。せめて関東圏内にしろ。金もすぐ無くなるぞ。そしてお前のメンタルはもっともっと早くすり減るぞ。」
という風なことを言われました。
 
  「お前は弱いし不器用だし考えが甘いんだよ‼」ということをかなりはっきりと言われたのでかなり落ち込み、でも生まれてから20数年間私を見てきてだてに年齢と共に経験を積んだわけじゃない両親だから当たってるっちゃ当たってるよなーとも思い、なら今の私が出来ることってなんだろうとますます思い悩むようになりました。

いざってとき実家に顔を出せるように、今の仕事をしながらの地元での一人暮らしも、検討しました。ぶっちゃけ今の私の職場って労働協会から睨まれてるブラック寄りのグレー企業らしくそんな話聞くといっそ転職も考えたくなりますが、かといってじゃあ私が出来そうな仕事って別の何かな?と思うとなかなか思い浮かばず、一応図書館司書の資格は持っているけれどそもそも応募自体が年一回あるかないかぐらい少ないものだし、やっぱしこのまま続けるのが妥当かな……と思い直しました。 よく考えたらお金がないと地元での一人暮らしはもちろん、関西へ行っても新喜劇の公演見に行くのもTV放送見るための電気代払うのも出来なくなりますもんね……仕事って大事です。

  もちろんこうして執筆の練習がてらblogを書いたり試行錯誤しながら作品を書きためて作家になるための準備らしきことはしているものの、もっとわかりやすく……そう、「成長」というか……「これがあるから、これが出来るからだいじょうぶ‼」て言えるような「なにか」が欲しくなったのです。

その「なにか」とは、「自信」でした。 これまで不器用だとか豆腐メンタルだとかを理由に、私は出きるだけ楽な方へ楽な方へと逃げて、少しでも強くなるため、自信を持つための挑戦や訓練をほとんどなにもしてこなかったのかもしれません。 「なにもしないということは悪いことをしでかすのと同じくらい同罪」というような言葉を何度か聞いたことがあります。果たして私は二十数年間、どれだけの罪を重ねたことになるのでしょう。でも、今から間に合うことだって、たくさんあるはず。

そしてさんざん悩んで、「脱・ペーパードライバーのために運転の練習でもしてみっか?」ということになりました。

  職場と駅が徒歩でも20分くらいで着いちゃう距離なのをいいことにすっかりペーパー。元々仮免の段階に3回も実技で落ちてたぐらいの問題児で、やっと免許取ったあとも親の車で練習中に駐車場に停めるのにバック失敗してフェンスぶっ壊してからトラウマで乗れなくなり、それから五年ほどペーパードライバーです。
(ちなみに駐車場の管理人は近所に住むうちの親戚だったのですが、土下座して謝罪したら大笑いしながら「みんなそうだよ!そーやって上手くなるから!うちのフェンスくらいガンガンぶつけな‼」と励ましてくれました。ありがてぇ)
 
  田舎あるあるで、電車は基本一時間に一本で、バスもあるんだかないんだかないような存在だし、やっぱし自由に行き来するには車は必要で、車の運転が出来るようになることで、ほんとに世間様からしたら些細なことですが、私にとっては出来ることがひとつ増えて、ついでに行動範囲や後々には一人暮らしだの転職だのをもっと本格的に考えたときにも「運転が出来る」というのはやっぱし選択肢が広がる大きなポイントのひとつなんだろうな、と思えました。

  さすがにこのことについては両親も応援してくれるとのことで、とりあえず近いうちに中古車(どうせぶつけちゃったりするから新車なんかもったいないんで)を見に行くことになりました。


身近な苦手から、克服してくしかない。そこから、「自信」を身に付けていくしかない。「自信」は誰かがくれるものでも、向かいのホームにも路地裏の窓にもないですからね。まずは、やってみます。